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各月のブログ

ジェジェさんのブログ

(一般に公開)

幻では無かった!2016年01月14日14:44
 日頃、まず見ない時計店のHPを何かのきっかけで見ました。
すると、まさかのまさかの時計があるではありませんか! 

 正月休み明け、早速店まで見に行きました。
何でこの時計がここにあるんだ? あるんだから仕方ない。
久々にアドレナリンが出始めました。
  
時計店の人に聞いてもわからない事ばかりなのでとりあえずの状態を
チエックして、考えますと店を後にしました。
 
数日、考えた上、やはりこれはいっておかないと後悔すると思い購入を
決断しました。 


H.R. Ekegren, made by Ed. Koehn. このブランドをご存じの方は懐中時計
マニアくらいしかいないのではないかと思います。

懐中時計はたまに見かけますが腕時計はオークションカタログくらいでしか
見た事がありませんでした。

この時計はEdward Koehn銘のジャンプアワーです。
手元にある資料によると1925年ころの製造です。
ムーブメントはジュネーブシールを取得しています。

エドワード・コーエンは
パテックフィリップの技術主任を努めS字型ブリッジの開発、オイルの改良など
パテックの改革に大きな役割を果たした時計師としても知られています。
また複雑時計の機構を著名メーカーに納品したり独立後は デンマークの
Ekegrenの工房を買い取って引き継いでいました。
このエクグレンもジャーゲンセンと並び懐中の高級時計を販売していました。
1891−1930年の間はED.Koehn銘の時計を販売していました。
アメリカのTiffanyやCaldwellなど宝飾店銘でも販売されました。
この時代は息子が引き継いでいたと思われます。

固定バーなので簡単にベルトが交換できません。 ついているベルトは
オーダーのようでしっかり縫い付けてありました。
上質のクロコですが自分の好みとは違うのでカッターで切り外すことにしました。ストックのなかから候補をあげて現在ダークブラウンのベルトを取り付け
ました。 

実用すると時間はわかりますが分が見難い。ちょっと進む。
老眼にはちょいと厳しいですがそんなの関係ナイといえる満足感がある時計
です。 


それにしても何でココにあるのか日本に渡った経緯が謎であります。
好事家がオークション等で入手され売ってしまったのか?
そしてこの価値を誰もわからず売れ残っていたのも謎というか
自分にとってはラッキーでした。

時計趣味は自己満足ですから好みの時計に巡り会った時が一番
幸せだと言う事にはかわりありません。

参考元リンクを貼っておきます。


http://elgintime.blogspot.jp/2011/03/edouard-koehn.html  


http://www.lacotedesmontres.com/Enchere-No_15614.htm
  • 日々の出来事
  • 所有時計について
  • 腕時計全般

コメント

1番~17番を表示

2016年
01月15日
10:26

1: 5827bb

確かに衰えた目には優しくない仕様です。
私も分が読み取れないかも…。

25年頃の個体がこの状態で残っているのは素晴らしいですね。
ムーブメントが美しい!

2016年
01月15日
10:36

5827bbさん。

早速のコメントありがとうございます。 

1925年当初、この時計のファーストオーナーが何歳かわかりませんが

まだ照明もそれほど明るく無いのに若く無ければきつかったのではないかと

推測します。 今でも明るければ自分の目がピント調整する時間をかければ

辛うじて分は判別できます。 瞬間的にはムリ(泣)

そんな実用性なくても気にいっているのだから無問題です。

2016年
01月15日
11:35

当然私は存じ上げておりませんが、ジェジェさんのブログ文を読むにつけ興味深々となりました^0^

2016年
01月15日
12:38

> まず見ない時計店のHPを何かのきっかけで見ました。

時計がジェジェさんを呼んだのかも?
行くべき所に落ち着いて良かった。(^^)

2016年
01月15日
13:05

ワークスの日記さん。

コメントありがとうございました。 エケグレンやコーエン銘は懐中好きな方には

なじみがありますか腕時計自体本当に見かけないので欲しいと思ってもまず

無いと思います。80年代にエケグレン銘でトリプルカレンダークロノを発売して

いました。いい時計ですが、ただこれは名前を使っただけの様な気がします。

2016年
01月15日
13:13

トキオさん。

ありがとうございます。 何となくでも求めると出てくるものなんですね!  

まあほかにこんなの欲しい人いないでしょうから需要と供給が一致したと

思うようにしています。

2016年
01月15日
15:04

おお、コーエンがエケグレン工房を引き継いだ頃の腕時計ですか。

ムーブも上質の角型で状態も良く、羨ましい限り…

懐中好きには堪らないですね。。

(写真は、手持ちのコーエンが継いだばかりの懐中。特許取得の刻印もあります。。見えないよねw)

2016年
01月15日
15:07

古い写真データのままだから、撮り直さないといけないなぁ…

別のブログでコメントしたブレゲ数字、、フォントもいいし、5、7も、ほぼ
欠けてない点に、今更ながら気づきました

2016年
01月15日
15:08

あ、これすごい・・・。

2016年
01月15日
15:45

まっきいさん。

コメントありがとうございます。 

やはりいいものは残してありますね。 懐中はコレクション対象外ですが

機械の見応えはありますね。

2016年
01月15日
15:46

角アンさん。


ありがとうございます。まさか日本で売ってたとは驚きでしょ?

2016年
01月15日
17:42

12: KM3777

これはまた凄い。

入手した喜びがあふれる様に伝わってきますね。(^^)

典型的なジュネーブ様式のムーブメントデザイン。
ブリッジとテンプ下の地盤にあるジュネーブシールが眩しいです。

2016年
01月15日
20:55

KM3777さん。

こちらもコメントありがとうございました。

カプト、二トン、懐中時計全盛の時代の流れを腕時計に

スケールダウンしてあるものは興味深いです。

2016年
01月15日
22:02

14: 黒岩屋

>まず見ない時計店のHPを何かのきっかけで見ました。

まあ、出会いは、こんな物ですよねwww


虫の知らせと言う奴でしょうか・・・・・・良いな~。

自分は、退職して、まもなく一年!!


時計との出会いがめっきり減りました~・・・・・(;。;)


今度ゆっくり見せて下さい。(^_^)

2016年
01月15日
22:59

黒岩屋さん。

まだまだ時計欲しい煩悩からは抜け出せないようです。

また池袋でご一緒しましょう!

2016年
01月17日
11:32

ジェジェさん
手に入れようとは恐れ多くて思っていません^0^
ご説明がとてもよかったので同社に関心をもってしまった次第です。

2016年
01月17日
16:32

ワークスの日記さん。

どんなブランドでもワクワク出来るかどうかですね。

幸か不幸か色んなモノに興味があるので!

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