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前回の続き、完結編「シークレットサインはいずこ？…」です。
　http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_diary&targe...

　ダイアルは金無垢ケースだけに設定のあるWhite enamel “Grand feu”。
　エナメル特有のノッペリした綺麗な白のダイアルに、クラシカルなローマ数
　字が入っていますが、これの凄いのは秘密の文字入れが出来るとの事。
　（元のＨＰには
　　　Your personal secret sentence written inside the enamel dial.
　　と書かれてます）
　今回の展示にはチャペルさんのサインがスモセコの中にあります。
　一番上の写真で見えますでしょうか？（これだとまず見えません）

　そこで角度を変え乍ら、じっと目を凝らして見たのが中と下の写真です。
　スモセコの30の上あたり、何やらサインらしきものが浮き出てるのが分かり
　ますでしょうか？
　これはチャペックさんのサインですが、実際は好きな文字をダイアルのどこ
　でも入れられる(多分何かしら制限はあると思いますが)サービスだそうで。
　サービスの値段は聞き忘れてマスが（汗）何か記念で購入となれば、こんな
　のは嬉しいものです。

　ムーヴ全体の写真はコチラ、ダブルの香箱が眼鏡の様に見えてマス。
　 http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
　ブリッジはﾓﾘｯﾂ・ｸﾞﾛｽﾏﾝのﾋﾟｭｱ・ﾌｨﾆｯｼｭの様なサンドブラスト仕上げ、廉価
　モデルは価格帯がグロスマンのと被る為、その辺これからの両社の評価が
　気になります。

　面取りを見ようとアップにした写真はコチラ。
　 http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
　汚れ防止のシールが見難いですが、ダイヤモンドカットの断面はミラー状に
　仕上がってます。
　奥の尖ったブリッジも、綺麗にカットされているのは使っている工作機の能
　力が凄いのでしょう。

　そういえばココは名前こそ歴史上の人物ですが、会社は昨年出来たばかり。
　短期間に製造が出来たのは協力会社のおかげと、ＨＰ上ではっきり社名を挙
　げています。例えば、
　 　ムーヴメント：Chronode社(ル・ロックル)
　 　　　デザイン：NeoDesis社(ル・ロックル)
　　　　 　　生産：Les Artisans Boitiers社(ﾗ･ｼｮｰ･ﾄﾞ･ﾌｫﾝ)
　　ﾀﾞｲｱﾙ（ｴﾅﾒﾙ）：Donze Cadrans社(ル・ロックル)
　　　　　 　　針：H M Waeber社(フルリエ)
　　　　　 ベルト：Camille Fournet社(ﾗ･ｼｮｰ･ﾄﾞ･ﾌｫﾝ)
　ﾁﾀﾝ部品・飾り針：AB Concept & AB Product社(ﾗ･ｼｮｰ･ﾄﾞ･ﾌｫﾝ)
ｹｰｽ材料（XOｽﾁｰﾙ）：Montanstahl社
　 　ﾀﾞｲｱﾙ(ｶｰﾎﾞﾝ)：Metallique & Convergence Composite社(ﾗ･ｼｮｰ･ﾄﾞ･ﾌｫﾝ)
（詳細はＨＰにて参照下さい https://czapek.jp/%e6%b0%b4%e5%b9%b3%e5%88%86%e6%a5%ad/ )
　自社はﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞやデザイン等の方向性の決定と販売に専念している様子。
　この辺は新興な分、変にマニュファクチュールぶらず誠実に公表したのは、
　消費者としては好感の持てる所です。

　以上３回に渡り長々と紹介しましたチャペック、如何でしょうか？
　名古屋にお越しの際は、ちょっと三越に覗いてみるのも良いと思います。