ティソは、人気コレクション「PRX」に、画期的な新素材を採用した新作モデル3種を追加した。ラインナップは、チタン製ケースを採用した2モデルと、ブランドとして初めてダマスカス・ステンレススティールを用いた1モデルで構成され、いずれもコンパクトな38mm径のケースも特徴となっている。ムーブメントは従来から引き続き、Cal.パワーマティック80を搭載する。

画期的な新素材を採用した「PRX」
2021年のリバイバル以降、世代を超えた人気を博し、モダンクラシックとしての地位を確立したティソ「PRX」コレクション。その新作として、チタン素材またはダマスカス・ステンレススティールを採用した3モデルが発売された。

自動巻き(Cal.パワーマティック 80)。23石。21600振動/時。パワーリザーブ約80時間。Tiケース(直径38mm)。10気圧防水。13万3540円(税込み)。

自動巻き(Cal.パワーマティック 80)。23石。21600振動/時。パワーリザーブ約80時間。Tiケース(直径38mm)。10気圧防水。13万3540円(税込み)。
PRXとして初めてチタン製ケースを備えた2モデルは、象徴的なワッフルパターンのダイアルを有するなど、従来モデルと同様のデザインコードを持つ。ダイアルカラーは、ディープブルーとチタニウムの質感を想起させるグレーの2種。前者のダイアルにはニッケル仕上げの針とインデックスが、後者にはローズゴールドカラーの針とインデックスが組み合わされている。

もう一方の新作は、ケースとダイアルの素材に、ティソとして初めてダマスカス・ステンレススティールを採用した画期的なモデルである。

自動巻き(Cal.パワーマティック 80)。23石。21600振動/時。パワーリザーブ約80時間。ダマスカス・ステンレススティールケース(直径38mm)。10気圧防水。16万1480円(税込み)。
この新素材によって、本作のケース、ダイアルは“ダマスカス模様”と呼ばれる渦巻く水のようなパターンで覆われている。この模様は製造過程によって自然に生まれるため、ふたつとして同じ表情を持つモデルは存在しないという。また、ダイアルにはブラックの秒針とインデックス、ケースにはグレインレザーストラップが組み合わされており、モノクロのコントラストが時計全体に添えられている。

いずれのモデルも、ケースサイズは直径38mmを採用しており、防水性は引き続き10気圧防水を備えている。ムーブメントは、約80時間のパワーリザーブを誇るCal.パワーマティック80を搭載する。ニヴァクロン™製ヒゲゼンマイの採用によって、耐磁性や耐衝撃性にも優れるムーブメントである。



