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うちの会社の製造部門の社員さんが、６５を過ぎたし腰も痛いので、退職されることになりました。
で、代わりの人を雇おうと求人を出したのですが・・・。

応募してくれた方々の履歴書を見て驚いたんですが、今は、職場を転々としてる人が、本当に多いんですね。
３ヶ月とか半年とかで、コロコロと職を変えている人もいます。

昨日までで何人か面接させてもらいまして、その中から一番頑張ってくれそうな人に決めたんですが、応募してくれた人の中で一番若い、２１才の若い男の子？を面接していて驚きました。

「この××という会社では、どんな仕事をなさっていらしたんでしょうか？」
「プロパンガスの会社なんで、ガスメーターの検針とかしてました。」
「なるほど・・・。で、次が○○石油というと、ガソリンスタンドですか？」
「あ、そうっす、そうっす。（ほんとにこう答えました・笑）」
「その次の△△というのは・・・。」
「パチンコ屋っす。」
「パチンコ屋さんも、重いパチンコの玉を運んだりして大変でしょうね。」
「そうなんす、玉は重いし、お客に気をつかうし 大変でした。」
「うちも、けっこう重いものを持ったり身体を使う仕事なんで、大変なんですよ。」
「あ、そうすか。でも、ものを作るっていうのは、遣り甲斐がある気がしたんで。」
「ははぁ・・・、まあ、そうですけどね・・・。私、思うんですけど、楽しみってものは仕事に求めちゃいけないんだと思うんです。仕事は楽しいだけじゃなくて辛いことが多いですから。」
「はあ・・・。」
「例えば自分の趣味を仕事にしたとしても、仕事としてお金を稼がなくちゃいけなくなると、楽しいだけじゃなくなると思うんですよね。」
「・・・・・・。」
「仕事でお金を稼いで、そのお金で楽しいことをすれば良いんじゃないかと、こう思うんですけどね。」
「・・・・・・。」

なんか、あれですね、ドラマとかそんなのの影響で、仕事ってものに夢を持ちすぎてるような気がするんですけど・・・。
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