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オーバーホール2014年05月12日15:41
昨年10月下旬に、カルティエのパシャ38ミリクロノグラフと、IWCのダ・ヴィンチをオーバーホールに出しました。考えてみれば、二つ共同じリッシュモングループなんですね。
2つの時計、共にコンプリートサービスを受けることにしました。結果は、カルティエについては直ぐに、コンプリートサービスの基本料金で対応との見積もりが出て、1ヶ月半程で手元に戻ってきました。
一方の、ダ・ヴィンチについては、先ず見積り段階でスイス送り後、見積りとの回答です。ダ・ヴィンチは、永久カレンダークロノグラフで、複雑時計ではありますが、通常オーバーホールは日本で対応しているんですね。なんでだろうと思って問い合わせると、本社の通達で、風防をサファイアガラスに交換しているものは、本社送りするとのことでした。
そうそう、このダ・ヴィンチ買って直ぐに風防に傷が入るのが嫌で、そのストレスを解消する為にシャフハウゼンに送ってプレキシからサファイアに交換したのでした。
そういえば、IWWの編集長だった瀧澤広さんも同じことしてましたね。やっぱりオーバーホールスイス送りだったんでしょうか?結局、ダ・ヴィンチのオーバーホールには、6ヶ月を要しました。
これは、スイス送りか否かもありますが、オーバーホールの姿勢の違いもあります。
カルティエのコンプリートサービスは、ムーブメントの入れ替えです。スイスの伝統から考えると?と感じる人も多いのではないでしょうか。しかし、一つの合理的サービスとも考えることが出来るのも事実です。
だって考えて見て下さい。車ではあり得ませんが、車検に出して戻ってきたら車のエンジンは全くの新品に交換されていたというのと同じだからです。スイスの伝統を考えると、なんか合理的すぎて寂しい気がしますが、これはこれで一つのサービスの方向性だと思います。
続きは次回に。

コメント

1番~3番を表示

2014年
05月13日
11:16

カルティエのコンプリートサービスに関しましては同感です。
以前は⁇でしたが、よくよく考えてみると良いシステムと思うようになりました。クルマの例えはとてもわかりやすいですね。

2014年
05月15日
00:14

僕も自身の懐中時計とカミさんのアンティークロレを修理から戻ってきた所で、興味深く読ませてもらいました。

 お願いした時計屋さんも、同様にカルティエの中身丸ごと交換の事を寂しそうに話されていました。
 製造が人の手を介す事が少なくなり、部品も耐久性は二の次になっていると、大量生産のムーブメントを入替えた方が結果コストでもメリットになるのでしょう。

 とは言え、ちょっと寂しいなぁ…
 いつまでも人の手を介して復活してくれるムーブの入った時計を、これからも探して行きたいです。

2014年
05月15日
10:29

3: Takeshi

ともぞーさん、同感ですね。
流石にカルティエも、以前のコレクション・プリヴェ・カルティエ・パリのような特別なラインに関しては、そういう扱いではないと思いますが、ユーザーはメゾンのこうした部分も考えながら、購入しないといけないですね。私自身も、ETAなら兎も角フレデリック・ピゲのエボーシュであるのにっていう思いがあります。
因みに機械式では、初めて購入したのがこれで、その後はIWC、ブランパンと伝統的スイスブランドにいったので、そういう思いはせずに済んでいます。

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