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元祖!2014年12月03日20:07

ものには、始まりがあり終わりがあります。

常に抱く私の想い、それは・・・・

どうせ手に入れるのなら、最初のもの。
または本家と呼ばれるものを手に入れたい

というものです。

手持ちの時計を見渡してみれば、そんな時計達が自然と集まっていました。
  • 腕時計全般

コメント

1番~9番を表示

2014年
12月03日
20:20


レマニアに売却し、レマニア8810として多くの高級時計のベースとして使われているL990系。
超薄型ツインバレルの、1997年に発売したロンジン自社製最後の機械のことです。

ツインバレル薄型自動巻きという謳い文句の高級時計達を見ると、どこかでみたような形状に気づきます。
装飾、仕上げはもちろんのこと、元祖よりも高級仕上げがしてあるものばかりです。値段も十倍以上違うものもあるから、当然と言えば当然です。
でも、元祖よりも高精度なのか?。耐久性は上なのか?。実際にはそんなハズは無く。
ロンジン好きとして、レマニア8810ではなくL990系の自社製の機械搭載時計を手に入れたいと思うのは必然でした。

縁があって、手元に来たL989搭載リンドバーグ。
有翼マークのローターも誇らしく、元祖の意地を見せ付けて今も快調に時を刻んでくれています。

2014年
12月03日
20:36


クォーツ時計。
特にクロノグラフに関しては、スイス製ではスウォッチしか所持していません。
スイスの多くの時計メーカーのクォーツクロノグラフでは、ETAまたはロンダ製のものが値段に応じて搭載されています。

ブランドは違えど、どうせ中身はETAかロンダだろうと思うと、中身への興味は薄れ、それでもスイス製のものが欲しいとずっと思っていた矢先に登場したのが、スウォッチクロノでした。
全てのスウォッチの搭載機械は、本家ETAの専用機で、汎用機は無しのオンリーワンです。これは、スイス時計ということを考えれば凄いことでした。

初期のものは、22石、4ステップモーター搭載、スプリット計測可。最大12時間の計測もできる本格的なクロノグラフでした。
分解できないワンピースケースで、意表を突いたスケルトンで電池交換も自分で出来る。そしてファッショナブル。

スイス製クォーツクロノグラフは、これしか目に入りませんでした。
今では、既に17年越えの廃盤ものばかりの現役可動の6本+1本。
その信じられない耐久性と安定高精度とおしゃれな外観で、今でも日常使いまくりです。

2014年
12月03日
20:53


クォーツと言えば、やはりSEIKOです。
これを避けては、時計趣味を語れません。

国産クォーツは、なぜかSEIKOをずっと避け続け、初めてSEIKOクォーツを手にしたのは当時新登場したALBAのデジタルでした。
3針時計は、チタンワンピースのランドマスターが最初だったという体たらくです。
それでは、国産クォーツ・アナログ・クロノはと言えば・・・・一本も無し。
スウォッチクロノの衝撃で、国産は眼中にありませんでした。
それが、特にSEIKOで言えば、1/100秒アナログ計測を実現したクロノを手に入れてからは増え続け、ついに手に入れたのが、この世界初アナログクォーツクロノの7A28スピードマスターでした。

どんな計測中でも、一時停止することなく一発リセット&スタート。
4つのモーターで、それぞれ完全独立の各針の制御は、素直に凄いと感じました。
1982年10月製造の最初期モデルの未使用新品とは言え、スタート・リセットを何度繰り返しても平然とこなす様は、流石SEIKOと思えるものでした。

2014年
12月03日
21:02

4:

本家といえば「らしさ」を伴っているものと認識しています。
オリジナルを尊重しつつ、改革の精神も忘れていないもの。
常に進化することを忘れず、最初のものを研ぎ澄ましていく、そこに技術者の積み重ねや、バトンタッチの技術の歴史を感じられるもの。
ロンジンにはロンジンらしさ、オメガにはオメガらしさ、セイコーにはセイコーらしさ。それぞれの歴史を尊重したものには魅力を感じざるを得ないですね。
かといって銘柄だけで中身はさっぱり別物というものを否定するつもりもありません。それはそれで歴史を積み重ねてもらえればと思います。ただスピリットだけは忘れてほしくないなと。そのときウケることだけを考えて、いうなれば売れればいいものだけを作るというのは短期消耗品だけで十分かと思います。
セイコーというメーカーが初心忘れず開発した究極の時計はやはりGSクオーツだろうと僕は思います。今後、これ以上の時計は出現しそうにないのが少し残念。

2014年
12月03日
21:15


そして、今の世の中と言えば電波。
時計趣味人としては、電波時計を避けて通れません。

但し、所持しているものは一本だけ。
それも最初期のものです。

当時、マルマンで発売した最初の電波時計を触って、受信時の針の動きと、デジタル小窓の利便さに感動し、購入しようと考えたものの、値段は10万円也。
アンテナもベルト内蔵で、ベルトの交換不可。長期使用を考えると不安だらけで見送り。

それが、その数年後に登場した電波時計の元祖、ユンハンス社のMEGASTARを一目見て、あのマルマン時計と同じことに気付き、遂に本家が日本向けに発売してくれたと喜んだのでした。

その時計がこれです。

スウォッチに影響されたと思われるフシもありますが、私には、これが電波受信の理想時計です。
リューズ?いらない。針?。2本で充分。秒針?デジタル最高!。
電波受信以外の私のその理想を叶えてくれたのが、あの初代ナビホークでした。

20年目の初代電波は、今でも快調。電池も、スウォッチのように簡単に交換できて、使用電池はなんと3VのCR2032だから、維持費もECOです。

以上、手持ちの一部ですが、どれも溺愛の元祖時計達の紹介でした。

2014年
12月03日
21:52

6: masa

元祖、本家が色濃く見られるモデルは良いですね(^^
どれもその後大きく発展し数多くの後続モデルが出たもの。
作り手のポリシーが伝わってきます。

2014年
12月03日
21:59

Hir-oさん。
>ただスピリットだけは忘れてほしくないなと。
一番願うことは、私もそれです。
機械も、自社製じゃなくてもいいんです。
手持ちのロンジンクォーツは、基本はETAですし^^。

自社製機械に拘るよりも、小コストでブランドとして長期間メンテしてくれることの方が大切ですから。
ただ、何本も買えないからどうせ買うならこれだ!。という私の拘りで選んだ時計達なんです。或る意味妥協の産物かもしれません。

>今後、これ以上の時計は出現しそうにないのが少し残念。
技術の進歩は早いですし、何を以て究極か?と言われれば最新と即答しますが、9Fに関して言えば確かにそうですね。
開発には目標が必要ですが、誤差0を究極とすれば、それはGPS時計に委ねるみたいだから、その時計、大切に使ってあげてください。

2014年
12月03日
22:09

masaさん。
>作り手のポリシーが伝わってきます。
それは、技術者として初めて世に登場させるものだ!という優越感と達成感によるものですよね。パイオニアは、偉い!です。^^

尚、時計の元祖って、機械だけではなく、デザインもあるんですよね。
その典型が、パネライなのかなと思います。
あのデザインが気に入れば、中身は気にしませんし。
視点を変えれば、色々な元祖がありそうですね^^。

元祖と言えば、SIEKOのグルグルの元祖、もう射程距離です^^。

2014年
12月03日
22:33


書き込み読み直して、L990は1977年発売を、1997年発売と誤記。
このリンドバーグは、1997年発売の記念モデルだから、それとこんがらがった。

昨日の朝8時から起きていて、そのまま夜の徹夜お仕事に突入し、今日、徹夜明けでも今現在22時半まで一睡もせず。一体何時間起きているのか?。

私の睡眠の体内時計は、狂ってしまったようです。

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