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江戸時代のからくり文化2014年12月28日00:05
からくり文化はなぜ、江戸時代に開花したのでしょう?

放送大学テレビ特別講座「江戸時代のからくり文化」(45分番組)が、1月1日(木)の夜、20時45分から放送(BSのサブチャンネル)されます。
この番組は2010年に放送され、その後毎年、再放送されているものです。
国立科学博物館の鈴木一義氏の解説に始まり、時計技術との関連が語られ、江戸時代の各種からくりの実演を、仕組みの解説を含めて見ることができます。

なお、ここに掲げた写真は、18世紀末に刊行された『摂津名所図会』という本の中の挿絵(部分)です。異国から渡来した珍品を売っている店で、エレキテルを体験している庶民が描かれています。
摂津名所図会は全部で9巻12冊あり、古書店で全巻セットの価格は現在、10万円を超えます。私はこのうち、エレキテルや竹田からくり芝居など、からくり関連の挿絵が載っている巻四だけで売りに出している店をたまたま発見し、購入しました。価格が1万円もしなかったので、ラッキーでした。

今年の残り時間もあとわずか。皆さま、どうか良いお年をお迎えください。
  • 時計仕掛けの文化

コメント

1番~8番を表示

2014年
12月28日
00:45

1: mr.hmv

これは貴重な情報ありがとうございます。

2014年
12月28日
01:22

2: 341

はじめまして。
情報ありがとうございます。

2014年
12月28日
17:40

3: teacup

mr.hmvさん、341さん、お礼を言われるとうれしくなります。

で、摂津名所図会の挿絵の写真をもう一つ。

これは「道頓堀芝居側」の図で、二つの橋のうち、手前が戎橋、奥が太左右衛門橋です。戎橋は、グリコの看板と“橋からの飛び込み”で有名ですね。太左右衛門橋の堀に面した東側の建物で、寛永2年(1662)に竹田からくりが幕を開けました。現代になると、たこ焼き屋さんが建物のわきに店を出して、にぎわうようになりましたね。

2014年
12月28日
20:00

4: mr.hmv

私は関東人故大阪の土地勘がありませんが、古い書物に知っている場所が出ているとものすごく興味が湧き深く知りたくなりますよね。

2014年
12月28日
22:15

5: teacup

mr.hmvさん、おっしゃるとおりです。時間をさかのぼっていくエネルギーを私にくれます。
摂津名所図会は、その意味で私の「タイムマシン」です。

江戸時代の書籍なんて、この本を購入するまで実際に手にしたことがなかったので、今でもそうですが、ページをめくるたびに、江戸時代の空気を吸っている気がします。

ページの左下の角が手垢でひときわ汚れているのですが、無造作にページをめくっていた昔の人の息づかいが聞こえてくるようです。

それに、版木を彫った職人の腕!繊細で、躍動する線!この本を私が手にするまで、大事に残してくれた人たちに感謝します。私もまた大事にして、次の誰かに渡さなければなりません。

2014年
12月29日
12:48

情報ありがとうございます(⌒‐⌒)

これは楽しみですね
(^O^)

2014年
12月29日
17:23

7: mr.hmv

前職の必要に迫られて江戸末期から戦前•戦後までの東京都区内の古地図を収集したことがあります。
公園が武家屋敷や華族邸跡地であったり、震災•戦災•オリンピックで河川や運河が埋め立てられたりといった地形や地名の変遷を読み取ることが出来、さらにはその現場に立つと暗渠の気配までもわかるようになりました。

楽しいですよ〜

2014年
12月29日
17:48

8: teacup

おお、mr.hmvさんと一緒に東京の街を歩いてみたいですね~。

ダウジングしてもらいながら。

もしかしたら徳川埋蔵金が見つかるかも。

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