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ワールドタイムさんのブログ

(一般に公開)

自動巻クロノグラフの最高峰<勝 者②>2015年04月17日12:11
http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
オメガのクロノグラフムーブメントであるcal.9300はまぎれもなく自動巻クロノグラフの最高峰の一つと言えます。
http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
2011年に発表された搭載モデルの一つはスピードマスター・コーアクシャル・クロノメーターでしたがこのモデルのスペックは
ケース径44.25mm
厚さ15.8mm
総重量178g
http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
そしてもう一つがプラネットオーシャン
ケース径45.5mm
厚さ19.15mm
総重量255g(ラバーベルトで約175g)

正直腕にのせて大きいと感じました。
プラネオに関してはモンスター級です。
http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
私はスピマス好きでスポーツクロノグラフの基準はケース径42mmですので購入までには至りませんでした。
ムーブメントが良いのは分かっているので翌年以降他のモデルを期待し待つことにしました。

2012年、待望といえる42mmモデルが登場します。
それがデビル・コーアクシャルクロノグラフでした。

http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
ケース径42mm
厚さ15.9mm
総重量180g

重量的には44.25mmのスピマスと似たようなものですが、バランスなのかズシリときました。
スピマスは案外腕に乗せたフィット感は良くてさほど大きさを感じさせません。
だったら大好きなスピマスにした方が良いのではないかと考えこの時も即決できず。
http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
2013年、ついにストライクなスピードマスター57‘が登場します。
SSモデルのサイズ等は
ケース径41.5mm
厚さ15.8mm
総重量約170g
そして、チタンバージョンになると実測111g!! http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

ちなみにデイトナのスペックは
ケース径40mm
厚さ12.5mm
総重量約145g

厚さで負けているだけに重さも負けると着け心地で大差がついてしまいますが、
チタンモデルになると腕へのフィット感がトータル的にデイトナより上になります。
非アレルギー金属のため腕にもやさしく、オメガのチタンは見た目SSと遜色ありません。

ケースサイズの話をすると、デイトナの40mmはスポーツクロノグラフとしては小さく感じます。
私が42mmのスピマスプロを長年愛用していることもありますが、デイトナはベゼルが太く文字盤が小さいので現行品で比べても小さ目に感じます。

既に2013年に買うのは決まっていたのですが、チタンモデルのバージョン違いが発表されて、もしかしたらそちらの方が気に入るかもしれないと思い、2014、2015のバーゼルまで待ちました。

オメガブティックの店長さんに今後出る可能性を聞いてみたところ、
チタンモデルに関してはSSと差別化するためオメガは青を使ってくるそうで、
57には針・インデックス・Ωマークをブルースティールで、
シーマスター300は文字盤とベゼルを濃紺にしチタンは特別なモデルと位置づけしました。 http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...



そのためさらにチタンでバージョン違いは出ないのではないかという意見でした。

ブティックでは9300搭載機を一通りつけさせてもらいました。
セラミックケースのスピードマスタームーンウォッチの質感は予想以上に良く、チタンほどではありませんがSSよりは圧倒的に軽かったです。
セラミックの良いところは小傷が付きにくいことですが、逆に研磨は普通には出来ないそうです。
http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
好みの問題もかなりありますが、スピードマスター57‘チタンモデルvsデイトナを表にするとこのような感じです。

スピードマスター57‘
・デザイン性   ☆☆☆☆   スピマス好きなので審査甘めか
・サイズ感    ☆☆☆    やはりちょっと厚いのが気になる
・操作性     ☆☆☆    デイトナよりクロノボタンは重い
・装着感     ☆☆☆☆☆  軽さはかなりポイント高い
・機能性     ☆☆☆☆☆★ コーアクシャルが魅力的
・実用性     ☆☆☆☆☆  視認性も使い勝手も良い
・メンテナンス性 ☆☆☆☆☆  4年保証
星数31点

デイトナ
・デザイン性   ☆☆☆    インダイヤルの配置が旧作のほうが好み
・サイズ感    ☆☆☆☆   小さく感じるが薄い分好感が持てる
・操作性     ☆☆☆☆   スクリューロックが邪魔だが感触は良い
・装着感     ☆☆☆☆   重さが少々気になるレベル
・機能性     ☆☆☆☆☆  4130は総合的に素晴らしい
・実用性     ☆☆☆☆☆  さすがのポテンシャルです
・メンテナンス性 ☆☆☆☆   2年保証分差を付けました
星数29点

価格的には定価ベースではほぼ互角ですが実売だとスピマス57がお買い得です。
スピマス57’チタン 1,188,000円
デイトナ      1,242,000円

かくしてまずは一つ、今年の目標とした自動巻クロノグラフを手に入れました。



つづく
  • 最高峰シリーズ

コメント

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8番~27番を表示

2015年
04月17日
15:22

トシさん

こういう数値を入れるブログは書くの疲れます(笑)

それでもご参考になれば幸いです。

2015年
04月17日
15:24

ワークスの日記さん

是非、ワークスさんの考える最高のクロノグラフを手にしてください。

ちなみにこのシリーズまだまだ続きがあります。

2015年
04月17日
15:51

ワールドタイムさん、こんにちは!
 思わず、「これちょー(「これ頂戴」の名古屋弁)」と言ってしまいそうw
 ま、値段の所で我に帰りましたがw
 でもサイズといい、顔といい、いやぁナイスですねぇ!
 ええもん見させて(読ませて)もらいました、謝謝您!

2015年
04月17日
16:35

11: 宗一郎

ワールドタイムさん

一連のブログ、大変読み応えがあり参考になりました。
到達された結論には納得です。
それにしても、いかにチタンとは言え自動巻きクロノで金属ブレス付きで
111gとは、相当な軽さですね。装着感の良さは実用性の高さにもつながり
ますので、とても優れていると思います。

2015年
04月17日
17:24

ともぞーさん

これちょーって名古屋弁だったのですね。

スピマス57’は同軸積算計の2つ目でデザインも良く仕上がってます。

SSモデルで革ベルトという手もありますね。

2015年
04月17日
17:26

宗一郎さん

前回から長々と書きましたがお読みいただきありがとうございます。

私的にはかなり要約したつもりですが、
それでも結構長くなってしまいました。

2015年
04月17日
20:34

14: masa

ご購入おめでとうございます!
読ませて頂きながらどんどん欲しくなってしまいました(笑

チタンケースを着けたときのバランスってSSとはかなり違いますよね(^^
多少大きくても厚くても大丈夫だったりします。

2015年
04月17日
20:54

15:

おめでとうございます。チタンという素材、いいですね。生体にも優しく軽く錆びない素晴らしい材料でできたケースに素晴らしい機械。最高ですね。^^

2015年
04月17日
21:43

ワールドタイムさん。
購入、おめでとうございます。
多くのクロノコレクションを手にして、この後はどこを目指すのでしょうか!
楽しみです。

2015年
04月18日
06:21

masaさん

ほんとにチタンになると装着感が別物ですね。

腕を振ってもブレずに腕に乗ってますし、
感覚的にはSSの半分の重さです。

2015年
04月18日
06:28

Hir-oさん

お待たせ致しました。
チタンケースを出して来たというのは個人的に
「オメガ!!よくやってくれた!!」という感じです。

2015年
04月18日
06:34

ロサキネンシスさん

以前からロサさんは同じモデルでチタンがあれば間違いなくチタンを買うべき。
とおっしゃってますが、その意味よく分かりました。

チタンケースに9300は最強です。

2015年
04月18日
10:11

ワールドタイムさん。
>チタンケースに9300は最強です。
腕時計に、仕上げとか装飾とかの時計機能から外れた芸術的価値や貴金属使用での資産とかで、使わずに飾るだけならチタンは不向きな素材だと思います。

でも、腕時計はやはり日々実用で使うべきもの。
それが本来の姿だ!と気付くと、チタンの持つ様々な優位性は圧倒的だと、20数年前に初めてフルチタンケース・ブレスの時計を購入し使用し続けてみて、分かってしまったんです。
特に汗まみれになりがちなスポーツ系は、長期で使用し続けるのなら金属ケースではチタンしかないと。
ですので、ランドレック・ナビホーク共に当時、チタン製を選びました。
今でも、選んで大正解だったとにんまりです。

2015年
04月18日
11:40

21: 穴ロク

ワールドタイムさん 大作をありがとうございます

クロノスのブログは、単発の記事にも向いていますが、このような読み応えのある研究発表の場としても十分ですね。もちろん、それに相応しい内容を、然るべき方が書かれてていればこそですが・・・

これまで同種の時計にノーケアだったボクも、愛情あふれた一連の記事を読んで、俄然欲しくなってきました。そこには真実の裏付けをもった説得力があるからでしょう。財力の問題をを超えた

何せ、前回の「至高のクロノグラフの巻」を何度も熟読した際は、身分不相応にも盲目的に追随した前科がありますので・・・

2015年
04月18日
16:38

22:

こんにちは
 ついにベールを脱ぎましたね!
先日見せていただき、手に載せたときの軽さは忘れられません。
デイトナもチタンで出したらおもしろいと思うのですが、たぶん無理でしょう。(笑)

2015年
04月18日
17:31

23: 穴ロク

若様 こんにちは
場違いですが、貴殿のPP5140ptブルーを 激しく 拝見したいものです

ワールドタイムさん 掲示板お借りしてすみません<(_ _)>

2015年
04月18日
22:14

ロサキネンシスさん

再度のコメントありがとうございます。

チタンという素材は腕時計として弱点がないですね。

着け心地がいいので、自然と出番が増えます。

2015年
04月18日
22:34

穴ロクさん

私がほとんど個人的好みでブログを書き、
それに共感頂き、実際にお会いすることになるとは本当に不思議なご縁ですね。
時計の趣味は普通にはまず出逢えない方と知り合えるというのが一つの醍醐味ですね。

2015年
04月18日
22:40

若さん

自動巻きクロノグラフで約110gというのはとてつもないと思います。

仮にデイトナでチタンがあれば、どれ程総合力が上がるか見てみたいですね。

2015年
04月18日
22:44

穴ロクさん

5140Pは素晴らしいですね。
あのブルー文字盤は着物姿でもマッチしてました。

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