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(一般に公開)

トヨタの奥深さを垣間見る… 産業技術記念館の催事訪問2016年06月22日18:50

先日、前にも行った「トヨタ産業技術記念館」に行って来ました。
 さすが口コミサイトの「行ってよかった!工場見学&社会科見学ランキング
 2015」で1位を取った事だけはあります。
 何度行っても(これで4度目)面白いですよ、ココは。
 尤も何度見ても新鮮味に事欠かないのかもしれませんが、ボケてて…(汗)

 で今回、期間催事の「メイド・イン・ジャパンの系譜」展を見てきました。
 そしたら和時計も沢山展示がありました!
 大きな櫓時計(二兆天府目覚付)があったり、
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

 一方掌に乗るサイズの小さな掛算(けざん)時計(円天府節板式)というものも
 展示されてました。
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
 
 これだけの和時計を一度に見たのは初めてで、「昔の人は色んな工夫をして
 不定時法の時間を知ろうとしてたんだなぁ」と興味深く感じました。
 ただインデックス(割駒)が自動調節されるのはここには無く、円形や物差
 し状の目盛り(節板)を交換するようなタイプでした。
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

 改めて万年自鳴鐘や菊野さんの時計の構造はスゲーなぁと素人ながら感心
 した次第です。

 で、今回ご紹介したいのは、
  ・諫鼓鶏時計(これで「かんこどりどけい」と読むそうです)
  ・弓曳童子(田中久重の良く知られた代表作)
 の二つッス。
 
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
 諫鼓鶏時計(閑古鳥ではないです)、月/日/満潮干潮の時刻/月齢が
 表示されるって、今でいうコンプリケーションの先駆けな感じです。
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
 
 時間の表示が無く、表示部分が小さいのは中の機構の表示盤のサイズの
 問題なんでしょうか?
 それでもこれだけの情報が一つの機械で表示出来るのは凄いと思います。
 動いてはいない展示で残念でしたが、鶏も動いたり鳴いたりするかな?w

  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
 テレビとか本とか、このSNSでも話に挙がった弓曳童子です。
 これは田中久重作を修復したものですが、動かしてはいません。
 因みに隣のステージでからくり人形の実演があり、文字書き人形、オルガン
 弾き人形とともにこの弓曳童子も現代に作られたレプリカが動いてました。
 その人形の一挙手一投足を固唾を呑んで見守り、的に矢が当たった時の
 歓声は昔も今も変わらぬ感じがしました(昔がどうだったか知りませんがw)
 
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
  http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...
 バネからのトルク伝達には一定になるようフュージーが使われてました。
 また表側の下の人形が手漕ぎしてる所もゼンマイが使われていて、下から上
 へ大きさが綺麗に大きくなるようにデザインされてました。
 テレビだ何だで見てましたが、やっぱり現物を見ると違いますね。
 手仕事で製作したのを考えると、その精巧さは驚嘆しました。

 他にも和時計や時計関連の資料、からくりが多数展示されて面白いです。
 大人が見ても楽しめる催事、7月10日までの開催だそうです。
 お暇だったら一見の価値はあると思いますよ~!
  • 戯言
  • 名古屋
  • 催事

コメント

1番~10番を表示

2016年
06月22日
20:25

1: TK

トヨタ博物館も眉唾もの。

アンチも認める、最大級の車の博物館ですよね。

2016年
06月22日
20:53

うわーいきたいなー。でも、もう終了まで、それほど時間ないし、名古屋だし・・・・。泣

2016年
06月23日
08:42

3: teacup

「トヨタの産業技術記念館」のタイトルを見て、
思わず、ともぞーさんのブログを見に来ました。
自分のブログは書けずにいるteacupです。

表に見えている唐子人形が歯車を回す部分ですが、
オリジナルなのは背後のゼンマイとつながっている
大小の歯車の輪列までです。

そこから、唐子が動かす床から伸びた小さな輪列部分、
および唐子は、弓曳童子を修復した際に、
「修復の依頼者の意向で新しく取り付けられた装置」です。
つまりオリジナルではありません。

ちなみに、ともぞーさんがおっしゃる
「下から上へ大きさが綺麗に大きく」という歯車のデザイン、
とくに最上部の、鯉のぼりの羽根車に似た歯車、
ともぞーさんはご存じと思いますが、
尾張地方の山車からくりに見られる
「ぜんまい」あるいは「おしみぐるま」と呼ばれる
装飾歯車と、デザインが似ていますよね。
この点は、とても興味深いことです。

2016年
06月23日
10:02

teacupさん、このあたり18番ですよね~。

諫鼓鶏時計の諫鼓鶏は山車飾りでも有名なそうで、伝統的なモチーフなのでしょうか。科博の太鼓時計にも諫鼓鶏ついてましたよね。あれは久重作だそうですが、あの太鼓自体の年代はだいぶ古いものだそうで、中の機械は残念なことに失われてない。あれも謎ですね。

FBには少しかいたのですがteacupさん、某所の論文見ましたよ。
萬歳時計図解のこととか、その他、ちょっと相談に乗ってもらいたいことあるのですが
お忙しいですかね~?。

2016年
06月23日
10:39

5: teacup

>teacupさん、このあたり18番ですよね~。

本当にまあ、18番というか、重箱の隅というか、
うんざりしている方もいらっしゃるでしょう。
ともぞーさんにも、すみません。

choronogusaさん、集中的な動きはできませんが、
ぼちぼちでよければ、お話は伺えますです。
メールしてくださいませ。

2016年
06月23日
11:30

TKさん、お早う御座います!

儲けてばっかりトヨタさん!なんて思っちゃったりしますが、こーゆー所で
消費者に還元してくれるのは嬉しい事ですw

2016年
06月23日
11:31

chronogusaさん、お早う御座います!

スンマセン、門外漢ですが、近くなものでつい…(汗)
また何か面白そうな催事がありましたら、ブログに挙げますネ!

2016年
06月23日
11:31

teacupさん、お早う御座います!

思わず見て頂けて光栄至極でゴザイマス<m(__)m>
前の人形部分は後付けでしたか、失礼しました<m(__)m>

そういえば生まれた所に山車の出る祭りがありましたが、自分の町内には
山車が無かったので中身を覗く事はありませんでした。
となりの町内なら、良かったなぁ(苦笑)

あと重箱の隅って、美味しいですよねw
突くお話、分からなくてもワクワクします、大好きですよ!

2016年
06月23日
13:02

ともぞーさん、いいですね~。お近くなのは。トヨタコレクション凄いですものね~。ブログでの紹介また期待しております。
FBされてますか?上のメイドイン。ジャパン・・・の展示、私のところで、勝手に紹介してしまいました!スイマセン!

2016年
06月23日
14:15

10: kuniyosi

一家に一台、閑古鳥!!

あっ違った………。(^-^;
でもこの時計は、美術的にも素晴らしいですね。

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