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　午後からは雨が止む予報なので今日は古いティファニーをつけている。

モバード製簡易型ワンプッシュクロノグラフだ。　１４Ｋ無垢のフランソワボーゲ

ル通称ＦＢケースはスクリューバックで当時の防水性はないものの防汗くらい

にはなると思う。　　

この簡易型ワンプッシュクロノはいったい何のためにあるのか良くわからない。

スタートした時の分を記憶してあれば別だが基本的に１分以内の秒しかわから

ない。　クロノグラフと言うと軍用であったりスポーツのタイムを計測したり、

医者が脈拍を測る為であったり実利的な目的の為にあったと思う。　

そう思うとジュエラーのティファニーが販売したクロノグラフは実用というより

高級時計としての意味合いが強いのかもしれない。　

ましてブレゲ数字なのでドレスウオッチにおまけしておきました的なのか？

益々わからない。

　同様なワンプッシュクロノグラフはロンジンやオメガでも見かけるがほとんど

ステンレスか金張りケースで金無垢のものは見た事がない。　

セイコーやロレックスの超レアピース（ゼログラフ）もあるにはあるが。

　最近スオッチとの提携を解消しあらたな動きを見せるティファニーだが

個人的にはもっと頑張って欲しいかなと思う今日この頃だ。　

過去には他社に依頼して作ったとはいえ名品が多くあるのでうまくオマージュ

したものを出せばいい時計を作ってくれるかもしれない。

テイファニーと言うとジュエリーメーカーのイメージを持つ人が多いと思うが、

1974年から1978年の４年間ジュネーブに専用の工場まで持っていて素晴ら

しい時計を作ってた。あのパテックが一緒に作らないかとアプローチをして

いたところ、ティファニーはその誘いを断りなんと工場をパテックフィリップに

売却してしまった。　その後ティファニーはパテックから時計を仕入れて販売

したり、後年ではＷネームの時計を販売するような良好な関係を続けてきた

ようである。