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(一般に公開)

【続】世界最薄を追え!!2017年12月13日14:20
いよいよ2017年も押し迫ってまいりました。

仕事の方は何とか今年分は年内に片付く目途が立ちましたが、
ひとつやり残していることがあります。

それは最薄時計であるコンコルドのデリリウムを手に入れること!

そして再び世界を巡る旅へと出発しました。(注

発見したのはアメリカのニューヨーク、フォレストヒルにあるショップでした。

遥々海を越えてやって来た市販時計最薄のデリリウムは金無垢ケースのためその薄さからは想像できないほどズシリと来ました。
金貨みたいな物だと後から良く考えたらベルト無し、本体のみ14gという重さも納得しました。
薄さは手に取ると明らかにオメガのウルトラシン スケルトンよりも薄いのが分かります。

今回のブログの為だけにデジタルノギスを購入、
早速市販時計世界最薄1.98mmと言うのは誠か否か検証しました。
  • 時計探求

コメント

1番~5番を表示

2017年
12月13日
14:49

まずはオメガのウルトラシンから計測、ショップの調べでは2.56mmとうことでしたが結果は2.73mmやはりシチズンにあるようにカタログスペックと実物の市販品では若干の誤差があるようです。

続いてデリリウムを計測しましたが、驚きの1.98mm!!

実物はオメガよりも0.75mmも薄かったです。

この差は何なのか、一見ケースサイドの厚さは同じくらいなので見比べただけでは分かり難いのですが、
良く見るとオメガはベゼル部分とガラス風防が若干出ているのに対しデリリウムは完全にケースの中に風防が収まり、ベゼルもありません。

同年代に造られたのでベースムーブは同じだと聞きましたが、外装の詰めの部分でこの差がでたようです。
ただし、オメガは2枚のサファイアディスクを文字盤に使っているので単純に薄さだけを追求してはいなかったのでしょう。

いずれにせよ当時はドレスウォッチの薄さへの拘りが今より強かったのでしょう。
ドレスシャツをオーダーすると袖口はタイトになり厚さ1cmの時計でも引っかかるようになります。
今の時計メーカーにも薄さに拘ってほしいと思います。

2017年
12月13日
15:40

おーおー凄い、興味津々です。
薄さはテクノロジーのバロメーターですね(^○^)

2017年
12月13日
21:28

ワールドタイムさん。
欲しいと願った時計との遭遇率は、100%なのではないでしょうか!。
凄いです。これはもう時計LOVEですね。

そのデリリウムですが、過去に多分同じそれと機械を搭載して1.98mmの厚さを達成したと宣伝していた、見た目全く同じのロンジンのフェイユドール(金の葉)という時計の内部構造を、時計関連雑誌の記事で見たことがあります。
各パーツの積層は最低限で、且つ各モジュールは分散配置で、まるでPC内部のCPUの設計図をみているようでした。そして驚いたのが、その使用電池でした。

超薄型時計好きとして、そのデリリウムはもう超えられないというよりも、それ以下に薄くしても無意味だと思う究極・至高の時計だと思っています。
素晴らしいものを手に入れられましたね。おめでとうございます。
いつか、拝見させて頂ければと思います。

2017年
12月14日
09:44

ワークスの日記さん

どれだけの無駄を省き、腕時計の薄さを追求した物達もまた楽しませてくれますね。

2017年
12月14日
09:54

ロサキネンシスさん

>欲しいと願った時計との遭遇率は、100%なのではないでしょうか

入手できなかった時計ももちろんありますが、縁がなかったと思うようにしています(笑)
どうしても欲しいと思う時計は比較的高確率で手に入ってますが、
私の引きが強いわけでなく、各正規代理店の担当、時計のバイヤー、海外サイトからのサルベージが上手い友人など多数の協力者があっての賜物です。

>まるでPC内部のCPUの設計図をみているようでした

おお、中の人早く拝見したいです。
今度知人の時計工房に行ったら開けてもらおうと思っています。

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