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伝説!2018年07月28日23:42

1982年10月製造の、7A28 SpeedMaster Chronograph。
そして、1998年製造のALBA EPSILON 1/100秒アナログ計測フルチタンChronograph。

複数のステッピングモーターを搭載し、各計測針の独立制御を成し遂げた世界初のQuartz Chronographである7A28搭載機。
その圧倒的な性能は、発売後直ぐにイギリス空軍に正式採用されるに至ったことで証明された。

5つの針が踊るように動くCMで有名な、1/100秒のアナログ計測を可能にした、これも世界初のSpeedMasterの機械から機能を減らしてコストダウンを計り、されど1/100秒の計測はそのままに最長12時間計測を可能とした、フルチタン採用のレーシングモデルであるYM56搭載機。

80年代までの初期のSEIKO Quartzで驚くのは、3針であれChronographであれ、現行GSの9Fに搭載されているものと同じような精度緩急微調整機構がついていることで、精度をしっかりと調整してもらった結果、この手持ちの7A28は36年目だというのに、年差と言っていいレベルで動いています。

これらを見せて触って計測開始もして動かした知人に、凄いな。今では伝説のモデルだなと言われたこの2本。
どちらも新品購入品ですが、未だに時計は全く衰えず。

この熱い夏も余裕で、SEIKO渾身の時計達は動き続けてくれるのでした。
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コメント

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2018年
07月29日
16:17

1: LEM

左の100分の1モデルは技術の粋を見せつけ、右はクオーツの頑丈さを見せつけ、どちらもクオーツのセイコーらしい歴史的名品だろうと思います。
開発コストも十分にかけられたことでしょう。
最近のセイコーはセイコー社とエプソンの二極化が進んでるのかなと思うのですが、これら2本はどちらの製品だったのでしょうか?なんとなく塩尻の香りがするのですが…

2018年
07月29日
19:17

LEMさん。
>開発コストも十分にかけられたことでしょう。
80年代から2000年までの間のSEIKOは、技術博覧会かまたは趣味か?と思うほどのQuartz機械を沢山出していたんですよね。
1/100秒アナログしかり、超音波アラームや体温発電や多機能アナログ等々。
その一番最初が、計測針を直接ステッピングモーターで制御すればいいと、それを実現し尚且つ2年以上の電池寿命を持たせたこと。他に例を見ない多数モーターの制御の開発の苦労は、如何ほどだったか、想像も尽きません。

>なんとなく塩尻の香りがするのですが…
ピンポンです。どちらもSEIKO EPSON開発製造です。
年差の99や9F。ダイバーズの9Cや全てのキネ。最初の35系や38系も同様です。
特に当時のALBAは決して安物ではなく、機械にもEPSON銘が入っており全てにSEIKO銘が無い=ブランド価値の上乗せが無い分、とってもお安くなっています^^。
特殊機構ならEPSONにオマカセ。なんでしょうね!

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