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(一般に公開)

美女と時計/クィーンセイコーを着けた素敵な女性2020年03月15日11:04
■お名前:ビール師匠の弟子 Aさん
■ご職業:会社員
■最近興味があること:ジュエリー
■身に着けている時計:クイーンセイコー
■購入時に決め手となった点:3月の魚座の招福時計だから。
■ファッションのコーディネートのポイント:地味じゃない
■時計選びの際に重視すること:機械式
■次に欲しいのはこんな時計:BREGUET CLASSIQUE


本日ご紹介するのは,1963年製 クィーンセイコー 14KGFモデルを愛用しているAさん(仮名)

クリエイティブなお仕事をしているAさん。ガラス張りでオシャレなオフィスには壁時計がないので、多忙な業務管理には腕時計が欠かせないアイテム。でも、身に着けるものなので、ファッションやアクセサリーに合わせられて、なおかつ小振りで時刻の読みやすいことを時計選びの条件にしてるそうです。
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コメント

1番~8番を表示

2020年
03月15日
11:58

第二精工舎が諏訪と切磋琢磨して、スイスメーカーに追いつくための時計造りをして作り上げたキングセイコー。そのペアウォッチとして作られたのがクィーンセイコー。こちらの時計はその初代モデル。

初代キングセイコーの意匠に合わせた端正な文字盤、裏面には誇らしげな王冠のメダリオン。

ムーブメントは6型 cal.330 23石 5.5振動。

当時は高級な婦人用時計の需要が少なく、このモデルが生産されたのも一年位なので、現存する稼働個体数からすれば博物館級のレアモデル。
それをサラリと着けこなす女性は素敵ですね。

2020年
03月15日
19:07

こんにちは。
このクイーンセイコーは、何とフリースプラング仕様で「Incastar regulator」という
緩急調整装置が付いています。
「Incastar regulator」については、以前ブログで取り上げましたが、当方としては、
個人的に高く評価する機能です。
https://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_diary&targ...
当時、亀戸の本気度が感じられる、大変価値のある時計だと思います。

2020年
03月15日
21:45

四◇郎さん

こんばんは。コメントありがとうございます。

磯崎さんの「時計の小話」に『女性用でこんな完璧な機構をもった機械は今まで見たこともありません』と書かれていたのは「Incastar regulator」のことなんですね。

これのOHはこの機構を理解している時計士さんでないと難しいのでしょうか?

cal.330の情報はネットでは中々見つからないので、今度セイコー博物館に資料調査に行ってみようと思っています。

四◇郎さんに価値のある時計と評されて、きっとAさんもお喜びになることでしょう(^。^)

2020年
03月17日
00:41

国産女持ちはコレクターや研究者も少なくせいか、残念ながら、その多くは歴史の中に埋もれてしまって、資料も少ないのが実情です。
セイコーもシチズンも、今では信じられない数の機械式ムーブメントを開発し、魅力ある時計をいくつも発売していました。
本当であれば、もっと見直されて然るべきと思います。

クイーンセイコーに関して、当方の手持ちの資料によれば、全部で次の4種類があったようです。

・1020A 23J
・21D 23J → 6型、後にキャリバー名をcal.330に変更か?
・2539A 25J クイーンセイコー スペシャル 機械は円形
・2559A 24J クイーンセイコー ハイビート 機械は円形(8振動)

最終的にはハイビート化までしており、セイコー女持ちの高級機だったことは間違いないと思います。

OHに関しては、歩度調整を行えば必ず片振りと横振れが生じる仕様となってますので、その辺の仕組みをしっかり把握することが必要です。

2020年
03月17日
19:49

四◇郎さん

こんばんは。 コメントと貴重な情報提供をいただき、ありがとうございます。

ご教示いただきましたムーブメントを「機械式時計ファンのページ」のセイコーキャリバー早見表に照らして年代順に並べ替えてみました。

年代  Cal.   石数 振動数  ペットネーム
不明 2120   23  不明   クイーンセイコー(?)
1962年 330 23 19,800  クイーンセイコー(初代)
1964年 1020A 23 19,800 10クイーンセイコー(二代目)
1965年 2519A 23 19,800  25クイーンセイコー(三代目?)
1966年 2539A 25 19,800  25クイーンセイコー スペシャル
1968年 2559A 24 19,800  25クイーンセイコー ハイビート
1969年 17A 20 21,600  17クイーンセイコースペシャル(四代目?)
1970年 1120A 23 28,800  11クイーンセイコー(五代目?)
(参考資料url:http://www.tokeifan.net/siryou/seikomvt.htm

これとは別に1972年製の2242というハイビート・クロノメーターがあるのですが、年代的に1120Aの後継になるのでしょうか?

クイーンセイコーの系譜を調べるのは、資料価値の高い面白そうなテーマになりそうな気がしてきました。(^o^)

2020年
03月18日
11:05

2242は、次の機械の特別調整版と思います。機械は円形です。
https://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_diary&targ...

1120Aは、当方の資料に記載はなく不明ですが、機械が菱形のようなので、後継には
ではないと推察します。菱形機械の8振動は存在しないはずです。

このことから、2559A(8振動です)がクイーンセイコー最終型だと思われます。

セイコーは、ある時期から機械番号を整理して現在の形態に変更しており、そのため、
いくつかダブりが生じていると思います。照合表のようなものがあるといいのですが。

2020年
03月18日
21:14

四◇郎さん

こんばんは。
またもや貴重な情報提供をいただき、ありがとうございます。

リンクいただきましたブログが書かれた2009年11月は、私が機械式時計に興味を持ち始めて、WebChronosを訪れるようになった時期なので、大変なつかしく拝読させていただきました。

素人目には判別できないので2242Aの写真だけ載せておきます。

興味が出てきたので、これからクイーンセイコーとハイビートを対象に資料収集してみます。
また、情報交換などさせていただけましたら、幸いに存じます。

2020年
03月24日
23:12

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