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がーひらさんのブログ

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オリジナルウォッチができるまで 部品選定編2020年04月13日19:48
せっかくなので前回のブログに載せたオリジナルウォッチができるまでの経緯を記録しておこうと思います。

何年も前から自作の時計を作りたいなーと思っていましたが、ずっとやらないままでした。
2019年の10月から縁あって時計販売店で働き始めて、必要な工具(ドライバー、ピンセット、剣抜き、剣押さえ等)を手配してもらえる環境になり、やってみようと思い立ちました。

まずはどんな時計を作るかをアイデアを練ることから始まります。
今回のコンセプトは他には無い一点物の時計にしようと決めていました。
そして、AliexpressやeBayのサイトを見ながら文字盤、針、ケースをどれにするかを考えます。

最初に決まったのは文字盤です。
文字盤は男性物では見たことがないピンクに決めました。
バーインデックスでレールウェイインデックスのものがあれば良かったのですが、ピンクの文字盤で売っているものが1つしか無かったため消去法で決めました。

次に決めたのは針です。
文字盤はムーブメントMiyota8215とETA2824に対応しているのですが、針はどちらにも着けられるものはありません。
文字盤との視認性を考え色は黒、そしてペンシル型にしようと思っていました。
まさに希望通りと思ったものがあり注文したのですが、いざ届くと長さが文字盤とは合いませんでした。
文字盤に対して針が長すぎて、分針がインデックスを超えてしまったのです。
そうなるとまた選び直しです。
他のデザイン(シルバーのドーフィン)も考えましたが、結局は形が近く少し短いものを注文しました。
eBayにもAliexpressにも針はたくさん売っているのですが、なかなか希望通りのものは売っていません。
欲を言えば分針は使ったものより0.5mm長いのが良かったと思っています。
それにeBayでもAliexpressでもそうですが、基本的に発送は中国からなので、注文から到着まで早くても2週間くらいかかります。
そして、その時間が掛かるということに、この後も何度も悩まされます。

選んだ針がMiyota8215対応のものだったので、ムーブメントはMiyotaに決定。

後はケースです。
ケースはもちろんMiyota8215対応のものの中から探します。
僕は腕が細いので40mm以下の、できれば36~38mmくらいのサイズのケースを探しました。
ROLEX型のケースが種類は多いのですが、サイクロプスレンズが付いていない方が良かったので選択肢が一気に狭まります。
当初はROLEXエクスプローラー型のスムースベゼルの40mmケースを考えていたのですが、やはり他にはないものをという当初のコンセプトをふまえ、フーデッドベゼルの40mmケースに考え直しました。

これで時計本体のヘッド部分のパーツを全て選び終えたことになります。
これから作成なのですが、思ったよりも長くなってしまったので、作業編はまた後日書かせていただきます。
  • オリジナルウォッチ

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