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CADソフト「fusion360」で腕時計のケース部分をモデリングしてみました。
CADの勉強を始めて1周間程ですが、やっとここまで出来るようになりました。
まだ完全には使いこなせていないので、もっとこうしたいという部分はありますが、作成においての流れは見えて来ました。

ケースの形状は、カラトラバを参考にしたのですが、自分で作成してみると、製品化されている時計が、いかに考えて作られているか、という事に気付かされます。
クラシックなデザインにしようと、モデリングをしたのですが、製品化するには、着け心地や実際に作って量産可能かどうかなど、考えることは更に増えます。

また、モデリングの参考にする為に色々な時計を見ていたのですが、それぞれに特徴があり、ブランドごと、モデルごとに共通のデザインコードが在ったりと、大変興味深い発見がありました。

例えば、カラトラバはラウンドの流線から流れる様にかんが繋がっているのに対して、ランゲ&ゾーネはヘッドからかんが独立して付いている様に見えたり、タグ・ホイヤーのカレラのかんは内側が大きく抉れていたり等、特にかんの形状に様々なものが在るのに気付き、時計を見る時のポイントが1つ増えました。

特徴が分かると、かんの形状を見るのはとても面白いものになったので、これからはかんにも注目して時計を見ようと思います。