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がーひらさんのブログ
(一般に公開)
- 腕時計のお手入れ2020年05月04日16:16
-
皆様は腕時計のお手入れは、どれくらいの頻度でされているでしょうか?
僕が店頭に立ち、電池交換や修理受付で沢山の時計を見て感じることは、殆どの人が時計(特に裏側の見えない部分)の汚れに無頓着であるという事です。
世の中の時計が少しでも綺麗になるように、今回は腕時計のお手入れについて書かせて頂きます。
上の画像は僕が腕時計の手入れに使っている道具達です。
左奥から、ベンジン、綿棒、爪楊枝、手前左から、マイクロファイバークロス、セーム革、サンエーパール、そして歯ブラシです。
最初はベンジンを使い、汚れを落とします。
時計に付着している皮脂汚れを落とすには、これが一番です。メッキを侵さず、汚れだけを落としてくれます。
まずはベンジンを綿棒に染み込ませ、汚れている部分をを軽く擦り、反対側の乾いている方で拭き取ります。竜頭付近の掃除はベンジンが時計内部に入らない様に注意して下さい。
バックルやブレスレットの綿棒が届き難い所は、綿棒からベンジンを汚れに染み込ませ、乾いたら歯ブラシで汚れを掻き出します。歯ブラシはヘッドが小さく、毛先が細い物が使い易いです。
歯ブラシで落とせない大きな汚れは、ベンジンを染み込ませた後に、爪楊枝で擦ってから、歯ブラシを使うと綺麗に汚れを落とせます。
次に時計の小キズ消しでのお勧めがサンエーパールです。
コンパウンドは幾つか試したのですが、サンエーパールが一番使い勝手が良く、手間も掛からないと感じました。
サンエーパールも綿棒に取るのですが、使う量に注意して下さい。僕は綿棒の表面に薄く塗られている位の量を目安にしています。綿棒に取ったら、小キズのある場所を5~10回、円を描く様に擦って下さい。その後、綿棒の綺麗な側で拭き取り、最後にマイクロファイバークロスで仕上げます。マイクロファイバークロスは研磨後用の物を決めておくと良いと思います。
サンエーパールは研磨力が強いので、擦り過ぎない様に注意が必要です。1度研磨して消えなかったキズは、同じコンパウンドで落とすのは難しいので、より大きな粒子の物を使う必要があります。1種類のコンパウンドしか持っていない方は、無理にキズを消そうとせず、他のコンパウンドを試す様にして下さい。
そして、最後の仕上げに使うのはセーム革です。
セーム革で吹き上げると、マイクロファイバークロスよりも、時計が輝き、綺麗になります。見比べると一目瞭然で分かる位違います。少し高いですが、時計を綺麗にするのであれば、一枚持っておく事をお勧めします。
セーム革は最初は硬いので、一度洗ってから使うと良いと思います。
僕が電池交換で出会う時計は殆ど全てが、相当に汚れた状態です。汚れの付き方から考えると、恐らく電池交換時に掃除をしていない時計店が殆どだと考えられます。
僕が電池交換をする場合は必ず、裏蓋、パッキン周り、バックルはベンジンで汚れ落としをします。裏蓋、パッキン周りの汚れは、時計の防水性の低下を招くので、特に注意をして作業を行っています。
汚れを気にしない方も電池交換で預けた時計が戻ってきた時は、裏蓋を見て、しっかり掃除をしているか確認をして下さい。
そして、しっかり裏蓋を掃除してくれる時計店に電池交換をお任せするのが良いと思います。
- メンテナンス
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