[webChronos] -- 時計専門誌「クロノス日本版」オフィシャルSNSサイト --

• 
• 

本日、オリジナルウォッチのパーツが、新たに届きました。
今回は、本日届いたケースの磨きを行いましたので、その報告です。

まずはケースの内側、見返し部分の磨きです。1枚目の画像が磨き前、2枚目の画像が磨き後になっています。
コンパウンドを付けた綿棒で磨くのですが、最初はサンエーパール、続いてダイヤモンドペースト1ミクロン、0.5ミクロン、最後にセラミックコンパウンドで仕上げました。
画像を拡大して見ると、見返し部分の筋目が消えているのが分かると思います。風防が取り付けられている状態での磨きなので、完全な鏡面にするのは難しいのですが、自分自身の基準では及第点の反射になったと思います。

見返し部分の鏡面仕上げは高級時計の条件であり、この部分が美しく仕上がっているかどうかが、その時計の高級感を大きく左右すると思います。また、見返しにインデックスや針が綺麗に映ることによって、視認性も高まるので、この作業を行いました。

ケースの磨きが、今回のオリジナルウォッチ作成の最初の作業なのですが、まずは納得の行く出来になったので、完成が今から楽しみです。次の作業は、ケースの外胴部分の磨きを行おうと思っています。
進捗があれば、またここで報告させて頂きます。