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色はシルバーのモデルにした。このシルバー、写真だと判りにくいけれど昔の
ドイツカメラに施されたメッキの質感に似ており、往事のレンズを付けた時に
ライカMD感が漂うのがポイント高い。そして小型・軽量は性能であると改めて思う。

角形フードをつけるとライトウェイトスポーツなカフェレーサーみたいで超イカす。
並べるとM3はデカい。案外デカくて重いんだよ、ライカM3。デザインは異形だし。
いや、バルナックより見えがよい世界最高峰のファインダー、というのはその通り
なんだけど。

小型軽量なバルナックとM型がブレンドされたフィルムカメラがライツの血を引く
ライツ・ミノルタCLならば、そのデジタル版がフジX-E4といったところか。
余談だがそのミノルタが今はソニーになり、そこに搭載されるレンズはライツ
最大のライバルであったツァイスのレンズ、というのも歴史の皮肉ではある。
まぁ両社とも事実上倒産してしまい、仲良くブランド貸し商売ではあるけれど。

ストラップはシルバーといえばグレイでしょというのは出崎の「宝島」からも
この世の摂理なのは明白なので、ピークデザイン・リーシュという奴のグレイを。

付属のプレートでたすき掛けにもできるらしいんだけど、生憎とX-E4は三脚穴が
オフセットされており、取り付けると電池蓋を塞ぐ格好になってしまって、
SDカードの取り出しや電池交換の度にプレートを外さないといけないっていうね。
これじゃピークデザインじゃなくてぴえんデザインだよ。そこまで考えてないんだろうけど。
底だけにな！

つう訳でピークデザインのストラップとフジ純正のサムレストも付けました。
クンデー、細身でグレイのストラップを探していたらピークデザインになった
だけなんだけど、モダンデザインと50年代なレトロデザインをかけあわしたら
おもしろかろ？（平家物語の玄田哲章風に）と考えたのだが、予想したよりも
トンマカッチョでファビュラスでグッドルッキンですな。「私にいい考えがある！」
な玄田哲章にならなくてよかったよかった。金属部のスライダーを引っ張ると
スイスイスライダダッタ～スラスラスイスイ～♪って簡単に長さ調整ができるのも
モアベター。そんでー、サムレストはQボタンが押しやすいようにS字になっているのね。

フジのデジカメはRAW現像よりもフィルムシムのJPEG一発勝負が昔のフィルムカメラ
っぽくて好きなんだけど、色味は往年のコダックのようにしたくて、デフォルトのシムを
より昔の様々なフィルムっぽくチューニングするこのサイトのレシピを参考に、やって
みたけど、書いてある通りにするとピーキーすぎてお前にゃ無理だよなとこがあって
これからトライ＆エラーで好みの色調に詰めていく感じっすな。
どのパラメーターが有効なのかは判りやすいから、そこは参考にはなったんだけど

https://fujixweekly.com/recipes/

シルバーといえばグレイでしょっていう出崎の「宝島」とはこの話ですね

出崎の「宝島」は何回かみてるけど、やっぱどうしてもグレイに肩入れしちゃうんだよな。
ナイフ使いで「荒野の七人」のコバーンや「マグニフィセント・セブン」のイ・ビョンホンみたいで

X-E4にピークデザインのストラップという組み合わせなんだけど、手の甲側に
ストラップを巻き付けるようにするとアンカーっていう結合パーツの厚みが丁度
グリップの役割を果たして、片手ホールドでもガッツリ持てるのな。
そんなことまではわカリマーせんでしたが、嬉しい誤算（カリマーの旧ロゴはかっこいいよね

X-E4、ライカタイプのフードも当然似合いますね。フィルムシムを往年の
コダックっぽくしようとチューニングしているんだけど、まぁまぁ来たかな。
こんなクセ玉でチューニングを詰めていいもんか感はあるけど
Fuji X-E4＆ #Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4