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(一般に公開)

修羅の道(私が時計を集めだした理由・改題)・42008年08月27日09:34
・・・前回からの続き・・・

私が、敵であるSさんと同じゼニスを購入してしまう、という愚を犯してしまったのは、何故だったのでしょうか?

自分の時計に対する知識に自信が持てなかったから、彼の持つ時計を買えば間違いが無い、という意識があったのだろうと考えました。

そこで、「世界の腕時計年鑑」という本を、3年前の分までさかのぼってネットで購入し、知識を深めるように心がけました。

それと同時に、次は、彼が欲しいけれどなかなか手が出せないという「フランク・ミュラー」か「ピエール・クンツ」を購入することに決めました。



「ピエール・クンツ」の代理店は、東北には無かったのですが、「フランク・ミュラー」は、仙台のデパートで取り扱いがありました。

そこで、休日を利用して、また仙台まで見に行きました。

(綺麗だけれど、デザインが派手すぎるかな・・・?)

私には、フランクはアクが強すぎるように感じられました。



クロノマスターオープンで、

「気に入らない時計は、評判が良くても買わない!」

という事を学んだ私は、

(フランク・ミュラーは、要らないな。)

と、思い、購入対象から外そうとしていました。

ただ、フランク・ミュラー担当の店員さんに、フランク・ミュラーは自分には派手過ぎる気がする、と告げた時に、

「うーん、昔のフランクならお気に召したかも知れないですね。」

と、言われたのが気になりました。



(昔のフランクって、どういう意味だろう?)

帰宅した私は、さっそくネットで調べてみました。

現行品でないフランク・ミュラーを探すなら中古屋さんだろう、と目途をつけました。

今までちゃんと見ていなかった、「中古・並行品屋さん」のHPを見るようになったのは、それからでした。

あるお店のHPに、初期のフランクのラウンドのクロノが載ってまして、先ほど見てきたモノとは雰囲気が全然違って見えました。

(これは良い!)

私は、すぐにそのお店に電話をして、その時計の事や初期のものと現行品がどう違うのかを、詳しく教えていただきました。

お話を伺って納得できたのですが、購入を決める前に一つ大事な事を聞かなければなりませんでした。

「変なこと聞くんですが。えーと・・・、これを持っていると時計好きの人に羨ましがられますかね?」

お店の方は、一瞬言葉に詰まった後、大笑いされて、

「ハハハハッ!そうですね!」

と、おっしゃって下さいました。



そうして購入したのが、この時計です。

http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

(このシリーズが始まって、やっと時計の画像が・・・。お隣は「ツタンカーメンQP」です)

以前、ご紹介させていただきました、「1750VEN 陶製文字盤」です。

これは、高かったです。

確か250万以上だったと思います。

ゼニスを買って資金が500万まで減ってしまった私は、これも買ったことで、さらに250万まで資金を減らしてしまったのでした。



~もっと続く~

(もう時計を集めだした理由の話じゃなくなってしまったので、「修羅の道」に改題しました。)



















  • 腕時計全般

コメント

1番~12番を表示

2008年
08月27日
16:35

豆蔵さん、こんにちは。

>そこで、「世界の腕時計年鑑」という本を、3年前の分までさかのぼってネットで購入し、知識を深めるように心がけました。

岩をも通す一念ですね。
文献読みまくり、知識を増やしていざ時計店へ…

>「変なこと聞くんですが。えーと・・・、これを持っていると時計好きの人に羨ましがられますかね?」

最高です! 豆蔵さんの真剣な眼差しが見えるようです。
でも、時計店の人はビックリしただろうな〜(笑)

さて、FMにたどり着いて、さらにというところが凄いです…
毎回、次回が楽しみになります。
豆蔵さんは脚本家になれますよ。

2008年
08月27日
16:55

2: 豆蔵

Piroshikiさん、こんにちは。

脚本家なんてとんでもありません。
私は、事実を書いているだけですから。
でも、これ書くのは、ほんとに疲れるんですよ・・・。
疲れたので、今からお昼寝します。

2008年
08月27日
18:35

3: 宗憲

豆蔵さん、

>「1750VEN 陶製文字盤」
素晴らしい選択だと思います。

「修羅の道」 「いばらの道」
動機はともあれ、機械式時計の泥沼にはまってしまう訳ですね(笑)。
自己満足の世界の扉が・・・。オープン間近!

2008年
08月27日
19:21

4: 豆蔵

うんちく将軍さん、こんばんは。

扉は、この時点で少~し開いているような気も・・・。
間もなく全開ですかね(笑)。

2008年
08月27日
20:20

豆蔵さん

遅ればせながら1~4、一気に読ませていただきました。
いやーリアルな心情の描写がとてもよく伝わります。
このSNSの住人はそれぞれに「修羅の道」に入り込んだエピソードをお持ちのはずでし、
私もそのひとりとして、大いに共感を覚えます。(笑)

2008年
08月27日
22:51

6: 豆蔵

ディープインパクトさん、こんばんは。

ありがとうございます。
筆力が無い分、魂を切り売りするつもりで書いております。

2008年
08月28日
01:08

個性がありよい文章だと思いますよ。
お話を読んでいると、あの時計はあのようなときに、ああして手に入れたとかいろいろ思い出に浮かんできました。

2008年
08月28日
07:24

8: 豆蔵

りきぼんさん、おはようございます。

持っている時計には、色んな思い出が詰まってますよね。

2008年
08月28日
11:52

9: KoHi

豆蔵さん:

一気にここまで読ませていただきました.
いやぁ,確かに修羅の道かも^^?

でも,通常品ではなく初期のFMにいくとはさすがです.

2008年
08月28日
11:59

10: 豆蔵

KoHiさん、こんにちは。

現行のフランクは、何か良く見えなかったので・・・。
初期のは、やはり良かったです。

2008年
08月30日
02:12

11: Y111

豆蔵さん、こんばんわ。

初期フランクですか。さすがですね。これも強い一念があればこそでしょうか。
修羅の道、ますます読むのをやめられません。^^)

2008年
08月30日
08:32

12: 豆蔵

Y111さん、

毎日ブログを書くことの辛さが分かってきました・・・。
でも、皆さんのお言葉を励みに、頑張ってます。

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