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BLANCPAIN Manufacture de haute horlogerie

ディテールチェック

フィフティ ファゾムス オートマティック 5015-12B40-O52A

近代的なダイバーズウォッチの"祖"であり、現在のダイバーズウォッチの条件とされる基本的な性能や機構の基礎を築いたと言えるのが、1953年に発表された「フィフティ ファゾムス」だ。その意匠を継承した2017年のバーゼルワールド発表の最新モデルのひとつを紹介する。

文字盤の3・6・9・12のアワーマーカーや逆回転防止ベゼルの15・30・45分表示など、初代フィフティ ファゾムスの意匠を継承しつつも現代のダイバーズウォッチらしく、ケースは大きく、厚くなったが、素材にチタンを採用し、軽量化された。Ti(直径45mm、厚さ15.40mm)。300m防水。154万円(税別)。

夜光インデックスと針

初代フィフティ ファゾムスのアワーマーカーはアラビア数字とバーインデックスだったが、この新作ではバーから楔型インデックスに変更された。サテン仕上げのケースとは対照的に、インデックスと針はポリッシュ仕上げ。

ダイアルの仕上げとニュアンス

もはや流行色から定番カラーとなったブルーダイアルのアワーマーカーから内側には放射状に広がるヘアライン、外周部には同心円状のヘアラインと、仕上げの方向を変えることによって、文字盤には繊細な陰影が与えられる。

ベゼルと風防のサファイアクリスタルの盛り上がった形状

基本的な意匠は、初代フィフティ ファゾムスを踏襲するが、現代のダイバーズウォッチらしく、逆回転防止ベゼルにはサファイアクリスタルが採用され、その下のミニッツスケールを保護する。また、初代にはなかった15分までの分単位の目盛り表示が追加され、実用性が高められた。

ラグの形状

ケースと同じく、ラグにも繊細なサテン仕上げが施される。ケースが大きく、厚くなったが、素材にチタンを採用し、軽量化されたためか、ラグの湾曲はそれほど大きくないが、実際の装着感は軽快で安定している。ストラップは、六角形のネジ穴を持つビスによって強固に固定される。

セイルキャンバスストラップの尾錠には、フィフティ ファゾムスと筆記体で刻まれ、チタン製ケースの仕上げに合わせて表面に繊細なサテン仕上げが施される。小さなツク棒にまでもサテン仕上げが施されており、全体の印象が見事に統一されている。

Cal.1315

フィフティ ファゾムスRef.5015-12B40-O52Aが搭載するブランパン自社製ムーブメントCal.1315のローターを外した画像。ローターがないと、ムーブメント全体を覆う分割された受けに施された、中心から螺旋状に広がる筋目模様がよく分かる。パワーリザーブは約5日間とさらに延長された。ムーブメント直径30.60mm、厚さ5.65mm。自動巻き(Cal.1315)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。

ケースサイドの9時側にはブランド名が刻印される。チタン製のケース全体にサテン仕上げが施されるため、ケースサイズが大きく、厚くなったにもかかわらず、見た目の印象は控えめだ。チタン製のため、実際の重さも軽量化された。

タイトル部分

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