2020年 HYTの新作時計 モノトーンを強調した「H0」のオールブラックなど

2020.05.12

H0

HYT H0

HYT「H0」
手巻き。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。SS+DLC(直径48.8mm、厚さ18.7mm)。30m防水。

 朝日が昇るかのごとく、着色された液体が、時と共に6時位置から12時位置を超えて満ちてゆく特徴を持つH0ファミリーに、オールブラックのモデルが追加された。このモデルのテーマは“純粋性”で、時計の構造に気を取られることがなく、時間の移ろいの象徴としてHYTが扱う有色の液体が、キャピラリーと呼ぶ細い導管を満たしてゆく様を眺めることができる。キャピラリーの下にはオレンジのスーパールミノバを備え、見る者に太陽の輪郭のような印象を与えている。ベゼルの数字と針に施されたスーパールミノバや、ダイアルの極細のマーカーについても、モノクロの純粋さを損なわないことを重視してデザインしている。

H0

H0
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H5

HYT H5

HYT「H5」
手巻き(Cal.501)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。SS(直径48.8mm、厚さ20.08mm)。50m防水。世界限定25本。791万円(税別)。

 時間の流れや過去と現在のつながりを2色の液体の移ろいによって表現するHYT。その独自機構を制御するカムとレバーを文字盤とケースバックの両側から“見せる”ことに成功したH5コレクションにグレーを基調として、ブルーの液体を際立たせたモデルが追加された。アワーリングとフランジをチャコールグレー、ブリッジをアクセントカラー入りのガンメタルとし、キャピラリーに封入されるブルーの液体の下にはホワイトのスーパールミノバを施した。

H5



【2020新作時計】HYT「SOONOW DROP THREE」

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