G-SHOCK G-SQUAD GBD-H1000
クォーツ。パワーリザーブ約14時間(トレーニングモード時。時刻モードでは約12カ月)。樹脂(縦63×55.0mm、厚さ20.4mm )。20気圧防水。2020年5月下旬発売。5万円(税別)。
カシオ計算機は、「G-SHOCK」において、日々のワークアウトをサポートする機能を搭載する「G-SQUAD(ジースクアッド)」シリーズに、心拍計とGPS機能を搭載した「GBD-H1000」を追加した。本作は、血管の血流量の変化を感知して心拍数を測定できる光学式センサー、方位・気圧/高度・温度を計測するトリプルセンサー、歩数や移動距離を計測する加速度センサーに加え、位置情報を取得するGPS機能を搭載する。さらに、各センサーを連携させて運動強度の計測(心拍ゾーン表示)や心肺能力の数値化(VO2max計測)が可能であり、Bluetoothによるスマートフォンとの連携によって、トレーニングプランや履歴管理、データ分析が行える。文字盤には、高精細・高コントラストのMIP(メモリインピクセル)液晶を採用し、ワークアウト中の情報を詳細にチェック可能だ。また、運動中にボタンを見ずとも操作しやすいベゼル形状、滑り止めを施した大型ボタン、手の甲への干渉を回避するためにカーブがかかったバックカバーやソフトウレタンストラップを備え、高い実用性とフィット感を実現する。さらに、耐衝撃構造と20気圧防水を備え、厳しいワークアウトにも確実なサポートが期待できる。充電は、USBケーブル経由とソーラー充電を備え、歩数計測や通知機能、時刻表示機能といった基本機能はソーラー充電で賄うことが可能である。
G-SHOCK G-LIDE GBX-100
クォーツ。電池寿命 約2年。樹脂×SS(縦50.9×横46.0mm、厚さ14.7mm)。20気圧防水。2万2000円(税別)。
「G-SHOCK」のエクストリームスポーツライン「G-LIDE」に、サーフライディングを支える強さと機能を装備した「GBX-100」が追加された。鍛造ステンレススティールベゼルと樹脂部品を組み合わせたダブルガードベゼルを採用し、ヘアラインとホーニングで仕上げたSSの表面によって質感を高めている。また、姿勢が安定しない環境を想定し、上下左右からの衝撃に耐えられる樹脂のガード構造を採用する。ストラップには、6時位置の根元部分にフィット性と、水や汗の逃げを考慮したスリットが入ったソフトウレタンを採用し、ユースシーンに合った着け心地を追求した。機能面では、ワイドフェイスで高精細なMIP(メモリインピクセル)液晶を採用して視認性を高め、従来モデル同様のBluetoothを用いたスマートフォンとの連携によるタイドグラフ、ムーンデータ表示に加え、満潮/干潮時間およびその時の潮位、日の出/日の入り時間表示を追加し、サーフライディングに必要な情報を充実させている。さらに、内蔵する加速度センサーを用いた、距離・速度・ペース測定および消費カロリー算出が可能で、サーフポイントだけではなく、日々のトレーニングにおいてもサポートしてくれるモデルに仕立てた。
G-SHOCK GM-6900
クォーツ。電池寿命 約2年。樹脂×SS(縦53.9×横49.7mm、厚さ18.6mm)。20気圧防水。2020年2月14日発売。シルバー×ブラックモデル 2万3000円(税別)、ブラック×レッドモデル 2万6000円(税別)、ゴールド×ブラックモデル 2万6000円(税別)。
「G-SHOCK」の中でも、数々のファッションブランドとのコラボレーションモデルのベースに用いられるなど、同ブランドおよびストリートファッションのアイコンモデルとなっている「6900」。同シリーズで初めてメタルベゼルを採用した「GM-6900」が追加された。6900シリーズの初作「DW-6900-1V」は1995年2月に発売であり、"3つ目"の相性で親しまれ、今年で誕生25周年を迎える。新規製作したメタルベゼルは、従来モデルでは樹脂成形している特徴的なフォルムを実現するために、約20もの鍛造工程と、切削及び研磨を経て製作されている。さらに、輝きを際立たせるミラー仕上げと、マットなヘアライン仕上げを組み合わせ、メタル素材特有の質感を最大限に活かしている。また、メタルベゼルであっても、従来のG-SHOCK同様の耐衝撃性能と、20気圧防水を実現している。重量も従来モデル「DW-6900B-9」が約66gに対して本作は約96gとし、軽快な着用感は失っていない。加えて、ブラックやレッドのストラップカラーのラインナップを揃え、無骨な形状をカラーリングでも引き立てた。
G-SHOCK MASTER OF G フロッグマン GWF-A1000
「G-SHOCK」の中でも、陸・海・空の極限へのあくなき挑戦をコンセプトとする「MASTER OF G(マスター・オブ・ジー)」。そこにラインナップされるG-SHOCK唯一のダイバーズウォッチ「フロッグマン」にフルアナログモデル「GWF-A1000」が追加された。従来のフロッグマンの、正面から見た時にストラップとケースがオフセットしたデザインを継承しつつ、ケースはカーボンモノコックの「カーボンコアガード構造」を採用。ボタンシャフトに3種のガスケットを使用するなどしてISO規格200m潜水用防水を実現した。ダイアルは、大型の立体インデックスと蓄光時分針で視認性を高めた。3時位置の電子式リュウズスイッチを用いて各種モードに切り替え可能。ダイブモードにおいては、時分針が重なって一体となって潜水時間の確実な測時をサポートし、水面休息時間中は秒針が逆回転して動作モードを明確にしている。各モードでは各針が示すべき位置が大きく異なるため、高速運針のためのデュアルコイルモーターを搭載して、モード切り替え時の待ち時間の短い運用を可能としている。スマートフォンと接続することで時刻の自動修正機能が可能なほか、タイドグラフモードで任意の地点の潮汐情報が表示できる。ストラップには、G-SHOCKで初めてフッ素エラストマーバンドを採用し、防汚性と耐加水分解性を高めた。ケースバックに新規描き下ろしのカエルのキャラクターを刻印しているのは従来モデルのファンもうれしいポイントだ。なお、タフソーラー搭載モデルで、光により発電して駆動する。
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