先日から、ドバイ ウォッチ ウィークの取材のために単身ドバイに来ています。
「新人が何ゆえ?」と思う方もおられるかもしれないので補足したいのですが、クロノス編集部は現在、次号2018年1月号の校了に向けて目下、力戦奮闘中です。そしてそのラストスパートの数日間、2カ月に1度訪れるそのタイミングは噂に聞くところ(10月入社の私はまだそれを体験していない、間もなく他人事では無くなりますが)、作品を世に送り出すのに全身全霊を込める先輩方が会社を住処と変える時期であり、防音のきいた会議室をスイートルームと、薄暗い倉庫を霊安室と呼び始める、そんな頃なのだそうです。
そんな最中にこの貴重な取材のオファーに出ていけるのは、まだ編集作業の戦力として乏しい私ぐらいしかおらず。そういった理由で、白羽の矢が立ったのでした。とは言えど猫の手も借りたくなる時であることは明らかで、それでも赤い目をしながら「行ってこい、世界レベルを目の当たりにしてこい」と送り出してくださった先輩方に心から感謝しています。
成田空港を夜9時過ぎに出発し、直行便で約10時間。現地時間で午前4時、ドバイに到着しました。この時の気温は23℃。ドバイはベストシーズンの真っただ中です。
「新人が何ゆえ?」と思う方もおられるかもしれないので補足したいのですが、クロノス編集部は現在、次号2018年1月号の校了に向けて目下、力戦奮闘中です。そしてそのラストスパートの数日間、2カ月に1度訪れるそのタイミングは噂に聞くところ(10月入社の私はまだそれを体験していない、間もなく他人事では無くなりますが)、作品を世に送り出すのに全身全霊を込める先輩方が会社を住処と変える時期であり、防音のきいた会議室をスイートルームと、薄暗い倉庫を霊安室と呼び始める、そんな頃なのだそうです。
そんな最中にこの貴重な取材のオファーに出ていけるのは、まだ編集作業の戦力として乏しい私ぐらいしかおらず。そういった理由で、白羽の矢が立ったのでした。とは言えど猫の手も借りたくなる時であることは明らかで、それでも赤い目をしながら「行ってこい、世界レベルを目の当たりにしてこい」と送り出してくださった先輩方に心から感謝しています。
成田空港を夜9時過ぎに出発し、直行便で約10時間。現地時間で午前4時、ドバイに到着しました。この時の気温は23℃。ドバイはベストシーズンの真っただ中です。
高級時計のクラフツマンシップと時計産業のイノベーションを教育的かつ啓蒙的に広く知らせるプラットフォームを目指す、完全非営利型イベント、ドバイ ウォッチ ウィーク。今年2017年は11月17日から20日までの4日間の開催です。開催前日は主にプレスとごく近しいVIPなど関係者向けに開放され、その幕開けとなる午前10時には、会場となるドバイ インターナショナル ファイナンシャルセンター(DIFC)のゲート前に世界中から100名近くが集まりました(写真下)。
2015年から始まり第3回目となる今回は、聞くところによると前年までよりもかなり規模が大きくなっているのだそう。クロノス日本版の本誌では、このドバイ ウォッチ ウィークの動きを初回から追っているシンガポール在住の時計ジャーナリスト、SJX氏の力も借りながらその実態をレポートする予定です。こちらのブログでは、公式レポートが出来上がるまでの今年の会場の簡易レポートとして、私の体験をゆるりと記します。
詳報については昨年までの記事もご参考いただけます。クロノス日本版では2017年3月号に。ウェブでは こちらから。(高井智世)