バーゼルワールド開催都市、スイス北西部のバーゼル市に到着しました。
メディアとしてのバーゼルワールドは初参加の私も、松山猛さんや編集部先輩たちに混ざり「バーゼル日誌」として、現地の雰囲気をお伝えしていきます。
スイス、フランス、ドイツの3国の境の国境都市として、また水運の起点都市として、経済や産業が中世の頃から発展してきたバーゼル。そんな街で始まって102周年を迎えたバーゼルワールド。方々で報じられている通り転換期を迎えています。
バーゼルワールド事務局から了承をもらったので、下記に時計ブランドの2019年版フロアマップを転載します。「ビッグ5」のひとつ、スウォッチグループが抜けた今年はこんなレイアウトになっています。
メッセバーゼルはトラムの線路をまたいで建つため、1階部分のエントランスが2箇所に設けられています。「Halls 1.0」は、エントランスをくぐるとブルガリとタグ・ホイヤーが出迎えます。もう片方「1.0-Les Ateliers」は、新興メーカーや独立時計師がブースを構えます。
「Halls 1.0」と「1.0-Les Ateliers」の2階。日本メーカーの名前が連なります。
文:高井智世