ウェブクロノスにたくさんの記事が溢れている中、本項に目を留めていただき、誠にありがとうございます。私、2021年4月1日よりシムサム・メディア/クロノス日本版 編集部に配属されました、土井と申します。編集部ブログの場をお借りして、ご挨拶とさせていただきます。
実を言えば、初めてクロノス編集部にお邪魔したのは20年11月ごろで、アルバイトとして主にウェブクロノスのニュース記事を担当させていただいておりました。
振り返れば、私と雑誌・クロノス日本版との出会いは、今から5年以上前でした。時計に興味を持って間もない頃だったと思います。地元・福岡の大型書店を訪れた際に、他とは異なる雰囲気の時計雑誌を発見したのです。
その“異様なまでに濃密な”内容に引かれてしまい、毎号購入して時計の情報収集に明け暮れる高校時代。ひとりの読者から、作り手という立場になる日が来るとは思ってもいませんでした。
それから時が経ち、私は時計学校に進学。主に時計修理の技術を学んだ3年間の学校生活でしたが、就職先を決める時に最優先したのが「自分の好きな事をしたい」という思いです。気がつけばここにいました。
とは言っても、未知の世界に飛び込んでいく事はそれなりの覚悟が必要でした。編集者という職業は全くの畑違いで、正直知らない事だらけです。不安の方が圧倒的に勝っていると思います。
しかし、弱音ばかり吐いていてはいけません。編集長の広田さんをはじめとする、時計業界で著名なプロの方々に囲まれた現場でのお仕事は毎日勉強の日々です。素晴らしい環境で良い刺激を受け、真摯な姿勢でお仕事に取り組んでまいります。
クロノス日本版、ならびにウェブクロノス読者の皆様、こんな未熟者の私ですが、今後ともよろしくお願いします。
少し堅苦しい挨拶になってしまいましたが、最後に写真を1枚だけ貼らせていただきました。現在所有しているこの2本が、私の学生時代を物語っておりまして……。
アーミン・シュトロームは私が愛してやまないブランドのひとつです。仕上げの美しさはもちろん、ムーブメントをデザインの一部として取り入れるというブランドコンセプトに魅力を感じますね。
アーミン・シュトロームは私が愛してやまないブランドのひとつです。仕上げの美しさはもちろん、ムーブメントをデザインの一部として取り入れるというブランドコンセプトに魅力を感じますね。