“手巻きキャンパー”をゲット!! しかし……

2021.04.03

 webChronosのニュース記事でも紹介したキャンパー「MK1 メカニカル」を入手しました。

 復刻版キャンパーではこれまでクォーツ式ムーブメントが搭載されていましたが、本作ではその名の通り、手巻き式ムーブメントを採用しているのが特徴です。さらに直径36mmケースはオリジナルのプラスティックからSSに“進化”しています。

 36mm径のケースに手巻き式ムーブメントだなんて、オタクホイホイな構成……。しかも価格は2万8600円(税込み)。案の定、一部の層から絶大な支持を集めたようで、すでに公式サイトでは在庫切れとなっています。

 私は運良く入手することができたので、ウキウキでこの2週間ほど装着していました。カーキカラーの文字盤とナイロンストラップの組み合わせが、これまでのキャンパー以上にミリタリー色を強調しています。ミネラルガラスによる立体感ある風防もクラシカルで好印象。非常に気に入っています。

 と、ここでふと気になりました。「ムーブメントって何が入っているんだろう?」。今になってみれば、そのまま大人しく使っていればよかったのですが、魔が刺してしまったのです。ケースバックをこじ開けてムーブメントとご対面。「ほうほう、こんな感じなのね」と思いながら、ケースバックを閉めようとしたら……まったく閉まらないんです。何回か挑戦したのですが、やっぱり閉まらず。どうしようもなかったので、開閉用工具を持っている新入社員の土井氏に託すことになりました。申し訳ないです。

 スナップバックとはいえ、現代の時計。しっかりと5気圧防水を確保していますから、その分簡単にははまらないのでしょうね。みなさまもお気を付けください。(細田雄人)