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CORUM コルム

コルムは1955年、大手ウォッチメーカーで製造業に携わっていたルネ・バンヴァルトにより、スイスのラ・ショー・ド・フォンで設立された。ブランド名の“CORUM”は、ラテン語で「議決を取るための絶対多数」を意味する“Quorum”に由来。世の人々に支持されるブランドを志向する意思が込められた。また、ブランドエンブレムの“空を指す鍵”は、「革新性」の象徴だ。
ウォッチメイキングにおいて、常に新しい挑戦を繰り広げるという同ブランドの姿勢は、創業者の生き方でもあった。64年発表の「コインウォッチ」や76年発表の「ロールスロイス」、そして86年発表の「メテオライト」などは、コルムの革新性を示す好例である。現在も「革新していくという姿勢」はブランドに息づいており、ユニークな意匠や機構によって、時計市場で独自のポジションを築いている。

コルムは、大きく分けて5つのコレクションを展開している。その5つとは、「ヘリテージ」「アドミラル」「ゴールデンブリッジ」「バブル」「ラボ」である。
ヘリテージは、その名の通り、コルムの歴史の中で生まれた名作へオマージュを捧げている。前述したコインウォッチにルーツを持つ「ヘリテージ コイン」は、アメリカ合衆国のリバティコインである、20ドル金貨に薄型ムーブメントを収めた腕時計がオリジナルだ。「ヘリテージ ロムルス」は、ベゼルにインデックスを刻印するという、66年の発表当時は非常にユニークであった腕時計から系譜を引いている。

現在の主要コレクションがアドミラルだ。60年に誕生しており、イギリスのヨットレース“アドミラルズカップ”に名前を由来する。83年、現在にも続く、12角形ベゼルに国際海洋信号機をモチーフとしたインデックスを採用した、アイコニックな意匠を備えた。
ゴールデンブリッジは、独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼが考案した腕時計を、ルネ・バンヴァルトが80年に製品化したという歴史を有する。輪列を縦一列に並べるというユニークな機構を備えており、さらにこの機構を意匠として楽しめるよう、サファイアクリスタル製ケースが採用されている。
そのほか、研究室を意味し、独自開発した専用ムーブメントを搭載させるラボや、深海潜水実験用時計からインスパイアされた、泡のように大きく膨らんだケースを持つバブルがコレクションを飾っている。

MODEL LIST
SHOP コルムの正規販売店
公式サイト:https://corumwatch.jp/
お問い合わせ先:ジーエムインターナショナル