緩急針とヒゲゼンマイの隙間(アオリ幅)を調整すること。「片アオリ」「両アオリ」などと使う。アオリによって、テンプの振り角が落ちた場合でも時計の進み遅れを一定にすることができる。緩急針のなかには、アオリ調整機構を備えたものもある。代表例がETA社製の「エタクロン」。