ダイバーズウォッチに見られる部品。ケースサイドにあり、減圧時にヘリウムガスを排出する。ヘリウムガスは分子量が小さいため、防水用のOリングから浸透し、急速な減圧を加えるとケースが破裂する場合もある。1960年代のロレックスが実用化した。一般的には1000ft/300m防水以上の時計に装着されるが、ケースを頑強にしてあえてエスケープバルブを装着しない例もある。