時を示す小文字盤を1時間に1コマずつ表示する機構。日の裏車から動力を取り、カムで駆動する方式が一般的。モジュール化しやすかったため、中価格帯の懐中時計にも採用例がある。この仕組みを応用したのが、腕時計のデイト表示。現在はレトログラード式の分針と合わせるのが一般的。代表例はクロノスイス「デルフィス」、シャネル「ムッシュ ドゥ シャネル」など。