ベルトとも。時計を留める道具。革ベルトが主流で、主な素材にはクロコダイル、リザード、オーストリッチ、カーフ、スネーク、シャークスキン、ピッグスキン、コードバンなどがある。いくつかの仕立て方はあるが、最も高級なのがへり返し仕立て。表革で芯材を包むように作る。耐久性に優れ高級感にも富むが、コストが高くなる。逆に裏材で芯材を包むように作るのが、フランス仕立て。中級のベルトに見られる手法である。天然素材の高騰を踏まえてか、近年ではナイロンやカーボン、ラバーなどの人工素材をストラップに使う例も増えている。なお最近のラバーベルトはシリコンの含有量を増やし、柔らかい装着感に特徴がある。