サブダイアルに置かれた秒針のこと。古典的な見た目のため時計愛好家に好まれる意匠のひとつ。4番車の位置により、主に6時と9時位置に分かれる。現在はほとんどのムーブメントが4番車をムーブメントの中心に置くため、スモールセコンドは珍しくなった。現在ある多くのスモールセコンドは、文字盤側に付加モジュールを加えて、センターセコンドをスモールセコンド化している。その代表例がETA2895。なおかつての高級機は、秒針の視認性を高めるため、できるだけ大きなスモールセコンドを採用していた。