時計用語辞典

青銅

Bronze

銅と亜鉛の合金である真鍮に対して、銅と錫の合金のこと。砲金ともいう。紀元前3000年頃に発明され、鉄器の普及以前に広く用いられた。真鍮より堅く鉄器より生産性に優れるが、経年変化で緑青を吹くため、時計への使用例はごく少ない。1990年代、クロノスイスとジェラルド・ジェンタは青銅ケースのモデルを市販した。また近年はIWCやパネライ、チューダーなども青銅ケースのモデルをリリースした。→ブロンズ