複数の素材からなるテンワを持つテンプ一式のこと。1940年代以前の高級時計にしばしば見られた部品。一般的には鉄と真鍮を貼り合わせたテンワのリムを持ち、温度の変化に合わせて自己補正する性質を持つ。ちなみに、天文台クロノメーターなどに見られるギョームテンプも、バイメタルテンプの一種である。