時間を指し示すための部品。一般的には薄さ0.1〜0.2mm程度の金属片からなる。携帯時計においては、1691年にダニエル・クエールが初めて時針を採用したとされる。秒針の普及は19世紀以降のこと。一般的にはトルクの弱いクォーツは針が薄くて短く、トルクの強い機械式時計は針が厚くて長いとされる。一般的な素材は真鍮。しかしクォーツには軽いアルミが、高級機には重い貴金属素材が使われる場合が多い。