ゼロリセットと再スタートを瞬時に行う機構のこと。通常はクロノグラフの作動時にリセットボタンを押すことで、ゼロリセットと再スタートを行う。強固なフライバックレバーを載せる必要があるため、既存のクロノグラフに加えるのは非常に難しい。一般的にはパイロット用クロノグラフに装着される。量産クロノグラフで初めてフライバックを採用したのはドイツのUROFA製キャリバー59(1939年)とされる。