キャリッジを保持するためのブリッジを持たないトゥールビヨンのこと。開発者はグラスヒュッテにあったドイツ時計学校の教授である、アルフレッド・ヘルウィグ(1886〜1974年)。一般的なトゥールビヨンと比較してキャリッジの保持が難しく、精密に加工しないと精度が出ないという問題があった。なお、サファイア製のブリッジを持つものをフライング・トゥールビヨンという場合もあるが、厳密には正しくない。