青焼きされた鉄のこと。加熱することで表面に黒青状の酸化被膜(マグネタイト)が生じ、耐食性が増す。青焼き加工をブルーイングといい、もともとは銃器に施す仕上げとされている。現在は古典的な青焼きに加えて、苛性ソーダの液に漬けて酸化被膜を生じさせる方法、PVDなどをコーディングするものに分かれる。現在、多くの“青焼き針”は真鍮素材にブルーPVDを施したもの。