七宝の技法。細く切った金線で枠を囲み、その内側に七宝を施していくもの。対して彫金したものに七宝を施すものをシャンルベという。18世紀のジュネーブを代表する彫金師、ジャン・ルイ・リヒターが透明な釉薬でエナメルを覆う手法を発明。以降、有線七宝の技法は時計ケースにも転用されるようになった。詳しくは「クロワゾネ」を参照のこと。