ETAの開発した緩急針。製造が容易な上、専用ツールを使うと、ヒゲゼンマイのアオリを容易に調整できる。半面、ETA製ムーブメントの多くに採用されたため、安価な緩急装置とみなされることもある。初出は1973年。なお、エタクロンはスウォッチグループ傘下のETAの登録商標である。そのため、類似した緩急針を指す場合は、エタクロン型緩急針という。