月単位ではなく、年単位でしか狂わない超高精度クォーツのこと。1970年代にシチズンが製品化に成功し、80年代以降、セイコーやロンジンなども追随した。一般的に、精度を上げるには、水晶振動子の振動数を上げるか、水晶振動子の温度補正を行うというアプローチがある。現在一般的なのは、電池の消費量が少ない後者である。代表例には、セイコーの9Fクォーツが挙げられる。