さまざまなジャンルの有名人が愛用する腕時計に着目して紹介する「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は2023年の紅白歌合戦の司会にも決定し、幅広く活躍しているタレントの有吉弘行が愛用するG-SHOCK「GMW-B5000GD-9JF」に着目した。
Text by Yukaco Numamoto
2023年11月12日掲載記事
「進め!電波少年」からブレイクし、2023年には紅白の司会を務める有吉弘行
1994年からお笑いコンビ「猿岩石」を結成し、1996年に放送された「進め!電波少年」でのヒッチハイク企画がブレイクのきっかけとなった有吉弘行。お笑い芸人でありながら、デビューシングル「白い雲のように」をミリオンセラーとした経験がある。
その後あまり仕事がない時期もあったのだが、主に出身地の広島でローカル局へ出演を続けていた。2004年にはコンビを解消し、ピン芸人として活動をしている。「毒舌芸人」として徐々に人気は回復していった。本人が語るところによると、できるだけ反感を買わないように意識しながら活動していたそうだ。
紅白歌合戦は2022年にコーラスグループの純烈の応援ゲストとして初出演を果たしたが、2023年には司会として登場することが決定している。
G-SHOCKのゴールドカラーモデルを着用する有吉弘行
2023年6月にインスタグラムでへ投稿された1枚を見ると、有吉弘行はフルメタルG-SHOCKのゴールドカラーモデル「GMW-B5000GD-9JF」と思われる腕時計を着用している。本モデルはG-SHOCK初号機DW-5000Cをフルメタル化した普遍的なデザインが魅力の1本だ。
「フルメタルのゴールドカラーのG-SHOCKはギラギラするのではないか」と思われそうだが、G-SHOCKが持つデザイン性の高さで絶妙な存在感を発揮している。初代のデザインはそのままに、進化した多彩な機能を搭載していることも特長だ。ステンレススティール素材のメタルベゼルと本体ケース部の間にはファインレジン緩衝体を挟む耐衝撃構造により、フルメタルケース化を実現している。裏蓋にはスクリューバックケースが採用されており、タフな使用にも安心だ。
有吉弘行は「GMW-B5000GD-9JF」をさまざまなコーディネートに合わせて着用しており、ラフな装いのポイントとして使うのがお気に入りの様子だ。本モデルは実用面でも高い性能を備え、Bluetooth通信機能や専用アプリとの連携によるスマートフォン操作の他、標準電波による時刻修正システム、タフソーラーによる安定駆動、LEDバックライト、ワールドタイム、6ヵ国語の曜日表示を備えるなど、ガジェットとしても充実している。
ロレックスなども所有している様子だが、テレビ収録やインスタグラムに投稿することが多いのは断然本作だ。時計好きであることを楽しみながらも、全く嫌味がないのはG-SHOCKである所以だろう。これも、有吉弘行流の気の遣い方なのかもしれない。また、時間運びが難しそうな紅白歌合戦の司会を務める際にはどの時計を着用するのか楽しみに待ちたいと思う。
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タフソーラーシステム。SS(縦49.3mm、横43.2mm、厚さ13mm)。20気圧防水。8万5800円(税込み)。
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