セイコーが最高！　メンズ向け厳選モデル10選

セイコーは、長年にわたり高品質な腕時計を提供してきたブランドだ。その中でも特に男性に人気のあるモデルは、デザインと機能性を兼ね備えた逸品ぞろい。クラシックなスタイルから最先端の機能まで、メンズ向けおすすめモデルの特徴と魅力を掘り下げて紹介しよう。

【セイコー アストロン】セイコー腕時計のおすすめメンズモデル

セイコー アストロンは、GPSソーラー機能とメカニカルなダイアルデザインが特徴的なコレクションだ。年齢・ファッション・シーンで選べる豊富なラインナップも魅力である。

「セイコー アストロン ネクスター」Ref.SBXY065

曜日表示にレトログラード機構を採用したCal.8B63ムーブメントを搭載したアストロンだ。ソーラー電波駆動や、デュアルタイム表示など、数々のハイテク機能を搭載している。

ケース、ブレスレットともにチタン製で重量は93gと軽い。ケースの直径は41.3mmで、このサイズを探している人にはピッタリだろう。

濃い紺色のダイアルに、近年のアストロンらしい水晶を思わせるパターンが表現された、落ち着いた印象を与える腕時計だ。

「セイコー アストロン オリジン GPSソーラー」Ref.SBXC085

セイコー アストロンを代表する「セイコー アストロン オリジン GPSソーラー」は、世界初のクォーツ腕時計「クオーツ アストロン」のデザインコードを継承したモデルだ。伝統に現代的な解釈を加えたデザインが、スマートな印象を与える。

傷が付きにくい表面処理技術ダイヤシールドと、まるで風防がないかのような透明感を実現する技術、スーパークリア コーティングは、いずれもセイコー独自のものだ。

時針・分針・インデックスには、蓄光塗料のルミブライトが施されている。暗所でも高い視認性を確保することが可能である。

【セイコー プレザージュ】セイコー腕時計のおすすめメンズモデル

日本の伝統美が反映された「セイコー プレザージュ」は、海外でも高い評価を集めている腕時計である。おすすめモデルの見どころをチェックしよう。

「セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイアルモデル」Ref.SARX095

「セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイアルモデル」SARX095の大きな特徴は、有田焼を採用した白磁のダイアルだ。平面ではなく立体的な造りとなっているため、光の当たり具合で表情が変わる。

機械式ムーブメントCal.6R31は、約70時間の実用的なパワーリザーブを持つ。裏蓋はトランスパレント仕様となっており、精密機械の動作美を鑑賞することが可能だ。

優れた操作性を発揮する大きめのリュウズは、デザインにおけるワンポイントにもなっている。

「セイコー プレザージュ シャープエッジドシリーズ」Ref.SARX113

2023年はセイコー腕時計の110周年に当たる年である。各コレクションからさまざまな110周年記念限定モデルが発表され、「セイコー プレザージュ シャープエッジドシリーズ」SARX113は、その中の1本だ。

麻の葉紋様を立体的に表現したホワイトグラデーションカラーのダイアルは、さまざまな方向に光が反射し、深みのある美しい輝きを生み出している。

エッジの効いたケースとブレスレットは、シャープエッジドシリーズに共通する特徴だ。SARX113はケースが力強い輝きを放ち、手元で強い存在感を演出する。

【セイコー プロスペックス】セイコー腕時計のおすすめメンズモデル

本格仕様の機能を備えた「セイコー プロスペックス」には、スポーツやアウトドアに適した時計がそろっている。おすすめモデルの特徴や魅力を見ていこう。

「セイコー プロスペックス アルピニスト」Ref.SBDC185

「セイコー プロスペックス アルピニスト」SBDC185は、世界5500本（うち国内300本）の本数限定モデルだ。グリーンとブラックのカラーを使い、暗視スコープから見える光景をイメージしている。

ダイアルや針に使われているグリーンルミブライト プロは、通常のルミブライトより輝度が高く、残光時間も長い。暗い場所でも明るい場所と同様の視認性を発揮するだろう。

20気圧防水と内転リング式簡易方位計は、アクティブシーンに適した機能だ。ムーブメントは約70時間の実用的なパワーリザーブを有するため、最大限に巻き上げておけば週末に着用しなかったとしても週明けにすぐ使える。

「セイコー プロスペックス スピードタイマー メカニカルクロノグラフ」Ref.SBEC021

世界に先鞭を付けた1969年製自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」の思想を継承した8R系ムーブメントを搭載した腕時計である。自動巻きクロノグラフのパイオニアである、セイコークロノグラフの系譜を感じ取れる逸品だ。

白地のダイアルに黒地のインダイアルを備え、その見た目の印象から“パンダモデル”と呼ばれた、1972年発表のCal.6138を搭載した製品のデザインコードを参照している。

積算計用の6時と9時位置のインダイアルと、3時位置にある小秒針用のインダイアルとでは視認性を高めるために、盤面の質感を変えている。

【セイコー 5スポーツ】セイコー腕時計のおすすめメンズモデル

異なる5つのスタイルをコンセプトとする5スポーツは、セイコーのカジュアルウォッチコレクションだ。特に人気が高い2モデルの魅力を紹介する。

「セイコー 5スポーツ Field Sports Style GMT モデル」Ref.SBSC009

異なる国、もしくは地域の時間帯を同時に表示できる、GMT機能を備えたムーブメント、Cal.4R34を搭載した腕時計だ。

GMT針は時分針と見分けやすいように、先端が5角形の形状になっており視認性に優れている。また、針とインデックスにはルミブライトが塗布されているので、暗所でも活躍する1本と言えるだろう。

また、この腕時計は、1から12のエンボス加工されたアラビア数字の内側に小さな13から24までの数字を配置した、「FIELD」シリーズのデザインを踏襲したダイアルを備えている。

「セイコー 5スポーツ SKX Street Style」Ref.SBSA173

「セイコー 5スポーツ SKX Street Style」SBSA173は、ドットインデックスと逆回転防止ベゼルを備えた、ダイバーズウォッチの雰囲気たっぷりの腕時計だ。

ブラックのケースとベゼルに、メタリックな質感のある迷彩柄のダイアルを備えているため、アウトドアでの使用にマッチするだろう。また、タウンユースにももってこいだ。

なお、この腕時計は10気圧防水を備えているので、カヌーといった水場のアウトドアでも大活躍するだろう。

【キングセイコー】セイコー腕時計のおすすめメンズモデル

1961年に誕生した「キングセイコー」は、当時の国産高級腕時計市場を牽引していたコレクションだ。長い時を経て現代によみがえったキングセイコーのおすすめモデルを紹介する。

「キングセイコー」Ref.SDKA007

キングセイコー SDKA007は、大きく直線的なラグが特徴の、“KSK”と呼ばれる2代目キングセイコーのデザインを継承した腕時計だ。

搭載されている自動巻ムーブメントのCal.6L35は、セイコーの現行機種中最も薄い。腕時計全体の厚さも、ケース構造や風防の改良によって、モデルとなった2代目キングセイコーよりも0.2mmほど薄い。薄くなったぶん、より快適な着け心地を実現している。

セイコー独自のデザインが光る、キングセイコーの美を継承したエレガントでドレッシーな腕時計が欲しい人は要注目だ。

「キングセイコー セイコーブティック スペシャルエディション」Ref.SDKS011

キングセイコー SDKS011は、2代目キングセイコーのデザインに範を取りつつも、ラグをより強調することで現代的な造形を実現した腕時計だ。先に紹介したキングセイコー SDKA007とは異なるアプローチでモデファイされている。

この腕時計は、ダイアルが淡いグラデーションがかった、藤色のダイアルを有している。かつてキングセイコーが製作されていた工場の付近には亀戸天神があり、江戸名所としても知られた藤の花が咲いていた。その藤の花にあやかった色なのだ。

また、ダイアル上には放射仕上げが施されており、光の反射の具合によっては風になびく藤の花のような印象を受ける、美しい1本だ。

セイコーのメンズ腕時計を生涯の1本に

セイコーのメンズ時計は、デザインと機能の両面において高いクォリティを発揮している。ビジネスにも、カジュアルにも合わせやすい腕時計と言えよう。

各コレクションを代表する人気モデルの特徴や魅力を知り、セイコーのメンズ腕時計を生涯の1本に選んでみてはいかがだろうか。