Chronos 3月号(vol.111)2月3日発売
■第一特集 時計愛好家の生活 Part 12
2020年以降のコロナ禍で、人々は消費行動を大きく変えた。その中で注目されたもののひとつが、資産価値を伴う高級時計だった。その急激な値動きは、人々の耳目を時計に向けさせ、ニュースは毎日のように、時計の資産価値を語るようになった。ここ数年の時計市場を、バブルと見なすのは容易である。
しかし、量の拡大に伴い、市場が成熟したことも否定できない。一部の愛好家たちは、世間が資産価値に熱狂する中、いっそう自分だけの見方を研ぎ澄ますようになったのだから。
今回の「時計愛好家の生活」では、世間に流されることなく、自分の世界を築き上げた人たちを取り上げることにする。彼ら・彼女らの時計が示すのは、揺るぎない私のカタチ、だ。
■第二特集 アイコニックピースの肖像79 ルイ・ヴィトン「タンブール」
2002年に発表されたルイ・ヴィトンの「タンブール」は長年、同社のアイコンであり続けてきた。しかし2023年、ルイ・ヴィトンはこのモデルを刷新。全く違うキャラクターを与えた。「現在の」ではなく、「未来のアイコン」となる新世代のタンブール。その全容を明らかにする。
■第三特集 新基準を巡る各社の思惑 時計の規格
ここ10年で大きく変わった時計の規格。長らく議論が続けられてきたジュネーブシール改定を巡る新基準は、新たな精度規格を伴い2012年から施行。ダイバーズウォッチの骨子を明文化したISO基準は、18年から第4版に移行し、METASのマスター クロノメーターは新たな参入者を迎えて第2幕に突入した。これらは時計の世界をどう変えたのか?
■腕時計パラノイア列伝 第56回「G-SHOCK誕生40周年の革新的幕開け」
1983年に「G-SHOCK」が誕生して40周年を迎えた2023年。世界にたった1本の革新的なフルゴールドのG-SHOCKが開発され、チャリティーオークションで驚異的な価格で落札された。同時に、その革新性はG-SHOCKの新たな未来を切り拓く“幕開け”でもあった。
クロノス日本版 1月号(vol.110)発売中!
https://www.webchronos.net/features/105179/
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アイコニックピースの肖像 ルイ・ヴィトン/タンブール
https://www.webchronos.net/features/50379/
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リシャール・ミル、次世代材料を駆使した手巻きトゥールビヨンモデル「RM 21-02 トゥールビヨン エアロダイン」を発表
https://www.webchronos.net/news/104764/
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