2024年にブランド誕生100周年を迎えるシチズンから、新作モデルが発表されている。新しいメカニカルモデルや新開発の光発電エコ・ドライブムーブメント搭載モデルなど、見どころにあふれる新作の数々を紹介しよう。
シチズン「『CITIZEN』ブランド時計 100周年記念 懐中時計」
シチズンより、ブランド誕生100周年を記念する時計として、初めて「CITIZEN」の名が冠された「16型手巻き懐中時計」をほうふつとさせる新型手巻き懐中時計が発表された。
本作では、オリジンとも呼べるこの懐中時計にシチズンの先端技術を集約。高い時間精度と先進性を象徴するチタンケースを備えることで、次なる100年を歩み続けるシチズンの歴史を、体現するタイムピースに仕上がっている。
裏蓋にはリミテッドナンバーが刻印される。また、厳しい精度試験を突破した証として、Cal.02規格検定合格証が付属する。手巻き(Cal.0270)。18石。2万8800振動/時。Tiケース(直径43.5mm、厚さ13.4mm)。日常生活用防水。世界限定100個(予定)。特定店限定モデル。予価110万円(税込み)。
クラシカルなダイアルは、多くの意匠をオリジナルモデルから引き継いでいる。針はすらっと伸びたブルーのブレゲ針で、アラビア数字インデックスまでしっかりと届いている。一方で、かつて無地であった文字盤には、電気鋳造によって降り積もる雪を思わせるパターンが実現されており、時の重なりが表現されている。また、スモールセコンドは仕上げが変えられており、優れた判読性を備えた。
ケースはチタニウム合金製だ。軽やかなケースは、取り回しの良さをもたらしている。この素材を使うというのは、チタン製ウォッチを多く輩出してきたシチズンの記念時計にとって、これ以上ない選択肢と言えるだろう。
その他にも、12時位置に取り付けられたボウ(提げ環)には、しなやかな操作性とメンテナンス性が備わっており、懐中時計を持つことの愉しみを感じさせてくれる。また、オリジナルに染色した「藍墨(あいずみ)」色の正絹(しょうけん)によって編まれた組紐も、全体のクラシカルな印象にふさわしい。懐中時計はアナクロと捉えられることもあるが、そんな考え方を覆してくれるモデルである。
ムーブメントには、本作専用の手巻きCal.0270を内蔵する。フリースプラングテンプを採用しており、安定して優れた精度を保つ。なお、本作は平均日差-3~+5秒という高い精度を誇る最新機だ。さらに、シチズンは時計として完成した状態で、全数17日間に及ぶ厳しい検査を行ったという。6方向の姿勢、3段階の温度で設定したさまざまな条件下での検査の末、ようやく本作は100周年を記念するタイムピースとして完成するのである。
本作の発売は24年の秋冬を予定しており、世界限定で100本のみが販売予定だ。プレミアムドアーズやシチズンフラグシップストアといった特定店でのみ取り扱いされる。
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シチズン シリーズエイト「890 メカニカル」
2024年はシチズンにとって特別な年である。1924年、シチズンの前身である尚工舎時計研究所によって、同社初の懐中時計が発表されたためだ。さらにこの懐中時計には、「永く広く市民に愛されるように」という思いを込めて、CITIZENの名前が与えられた。つまり、24年はシチズンにとって、ブランド誕生100周年の節目の年にあたる。
24年、シチズンからはさまざまな新作モデルがすでに発表されていたが、3月18日に、見どころにあふれたコレクションが新たに追加された。
これらのコレクションのうち、シリーズエイトからは「890 メカニカル」が登場する。
自動巻き(cal.9051)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径42.6mm、厚さ11.7mm)。20気圧防水。(左)19万8000円(税込み)。(右)20万9000円(税込み)。
シリーズエイトは、機械式ムーブメントを搭載したモデルがラインナップされる、シチズンのブランドだ。これまで光発電エコ・ドライブに代表されるような、クォーツ式ムーブメントを中心にコレクションを展開してきたシチズンだが、近年では機械式モデルにも注力する。シリーズエイトもまた、そんなシチズンの最近の姿勢が表れたブランドである。
シリーズエイトには、Cal.9051を搭載したベーシックな「831 メカニカル」、上位機種であるCal.0950を搭載した「830 メカニカル」と「870 メカニカル」、そしてGMT機能を有した「880 メカニカル」がラインナップされてきた。今回登場したのは、「890 メカニカル」。“シリーズエイト史上最もスポーティーなデザイン”と称される、モダンなスポーツウォッチである。
シリーズエイトはメカニカルムーブメントを搭載していることに加えて、ラグからブレスレットにかけて連続して見えるようなラインを描く、ラグジュアリースポーツウォッチ風の意匠を備えることも大きな特徴である。加えて新しい890 メカニカルでは、八角形のベゼルが与えられることで、いっそうモダンな印象となった。センターケースは両サイドにガードパーツを配置することで3体構造とし、さらに裏蓋とベゼルと合わせて全部で5体構造となっている。面ごとにポリッシュ、複数パターンのヘアライン仕上げがコンビネーションされていることも、“ラグスポ”風のスタイルだ。
文字盤には880 メカニカルから採用されている、独特のパターンをあしらった。東京の夜景を象徴する、ビル群のさまざまなサイズの窓と、長く日本で親しまれてきた市松模様を組み合わせ、モダンに進化させたシリーズエイトならではのパターンである。
また、従来のシリーズエイトの防水性は10気圧だったが、新コレクションでは20気圧にスペックアップ。両方向回転式のインナーベゼルによって、スポーツウォッチとしてのキャラクターがいっそう強調されている。なお、このインナーベゼルは、2時位置のリュウズによって操作することができる。ビジネスからスポーツまで、幅広いシーンで活躍する腕時計となっており、「永く広く市民に愛されるように」というブランドの理念を体現したかのようである。
搭載するムーブメントは831 メカニカル同様、Cal.9051だ。耐磁性能が強化されたムーブメントであり、シリーズエイトのもうひとつの特徴である、第2種耐磁時計としてのキャラクターを実現している。パワーリザーブは約42時間、日差は-10秒〜+20秒。シースルーバックから、このムーブメントを鑑賞することができる。
桜雲をイメージした限定モデルも登場!
新しいシリーズエイト890 メカニカルから、限定モデルも登場している。桜雲(おううん)をデザインソースとした、カッパーピンクの文字盤が与えられた1本だ。
自動巻き(cal.9051)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径42.6mm、厚さ11.7mm)。20気圧防水。世界限定1700本。19万8000円(税込み)。
桜雲は、まるで雲のように見える、一面に先続いた桜の花のことだ。花曇りを思わせるようなスモーキーなカッパーピンクによって、ユニークながらも派手すぎず、エレガントなスポーツウォッチに仕上がった。
限定モデルではあるものの、定価19万8000円(税込み)と、シリーズエイトらしい抑えた価格である点も多くのユーザーに愛されるシチズンらしい。
発売はレギュラーモデル、限定モデルともに、24年3月21日(木)からだ。
シチズン アテッサ「HAKUTO-R コラボレーションモデル」
最先端技術を搭載し、ビジネスマンのグローバルな活躍に寄り添うチタニウムウォッチブランド「シチズン アテッサ」より、HAKURO-Rとのコラボレーションモデルが登場した。
このパートナーシップを象徴するコラボモデルの第4弾である本コレクションでは、「Act Line」より1種、ムーンフェイズモデル2種がラインナップ。HAKUTO-Rおよびそのランダー(月着陸船)の目標である月がモチーフに設定され、それぞれのモデルの文字盤で大胆に月面が表現された。
光発電エコ・ドライブ(Cal.F950)。月差±5秒(非受信時)。フル充電時約5年可動(パワーセーブ作動時)。スーパーチタニウム™️ケース(直径44.6mm、厚さ16mm)。10気圧防水。世界限定1900本。37万4000円(税込み)。
スーツスタイルであってもカジュアルファッションであってもマッチする、万能ウォッチシリーズ「ACT Line」からは、文字盤の全面で月を表現したトータルブラックカラーモデルが登場した。本作では、アテッサ初となる全面白蝶貝の文字盤を採用。この白蝶貝を下地とし、着⾊した透明板を重ねることで、かすかな光を放つ月影が巧みに表現されれている。
また、特徴的なサファイアクリスタル製ベゼルには都市名を記すことで、⽉を囲む⽉暈(げつうん)のような佇まいを演出。さらに、ブレスレットの中コマに結晶チタニウムを使用することで、夜の月影が見せる決して単調でない表情が与えられている。腕時計全体で月面探査に対するロマンが感じられる1本と言えるだろう。
ケースとブレスレットには、デュラテクトDLCを施したスーパーチタニウムを採用。ちなみにスーパーチタニウムはHAKUTO-Rの「ミッション1」および、24年冬に打ち上げ予定の「ミッション2」のランダーにも使用されており、コラボレーションにうってつけの素材となっている。
ムーブメントは、光発電エコ・ドライブGPS衛星電波時計の、最上位機種にあたるCal.F950を搭載した。時刻情報のみの受信を最短3秒でこなす、世界最速レベルの受信速度を誇るムーブメントだ。フル充電時には約5年間にわたって駆動し続けるだけでなく、ダブルダイレクトフライトやクロノグラフを備えるなど、機能面でも充実している。
本作は24年3月7日より発売中であり、1900本の限定本数が用意されている。
ムーンフェイズモデル2種も同時ラインナップ
同じくHAKUTO-Rとのコラボレーションモデルとして、2種のムーンフェイズモデルもラインナップされている。インクによって⾊と凹凸を与えることで、文字盤に⽴体感のある⽉の模様を⼤胆に表現したモデルだ。カラーリングはブルーとイエローが用意されており、月が見せる多彩な表情を体現している。
裏蓋中央にはHAKUTO-Rのロゴが刻印される。光発電エコ・ドライブ(Cal.H874)。月差±15秒(非受信時)。フル充電時約2.5年可動(パワーセーブ作動時)。スーパーチタニウム™️ケース(直径41.5mm、厚さ10.8mm)。10気圧防水。(左)世界限定2400本。(右)世界限定2100本。18万1500円(税込み)。
文字盤のメカニカルなレイアウトは、シチズンとHAKUTO-Rプロジェクト、両者の卓越した技術力を象徴するディテールだ。6時位置には二者それぞれのカラーに合わせたムーンフェイズが配置されており、パール印刷を施したミッドナイトブルーと漆黒の夜空に月のモチーフが浮かんでいる。
ムーブメントにはCal.H874を搭載。フル充電時に約2年半駆動し続けるパワーリザーブに加え、ムーンフェイズを制御する「ルナプログラム」を備えている。ルナプログラムは、電波受信した⽇付情報から⽉齢を計算し、ムーンフェイズに⾃動表⽰するハイテク機能だ。さらに、手軽にタイムゾーン切り替えができるダイレクトフライトを搭載しているため、どの国でもGPS衛星電波を受信すれば、常に正しい月齢を表示し続けてくれるだろう。
いずれのモデルも24年3月7日より販売されており、ブルーダイアルモデルは2400本、イエローダイアルモデルは2100本の限定本数がそれぞれ生産される。
シチズン プロマスター「メカニカルGMT」
シチズンの高性能なプロフェッショナルスポーツウォッチが「プロマスター」だ。コレクションの中でも、さらに陸、海、空の3領域でモデル展開が分かれており、それぞれのステージに特化した高性能ウォッチを提供する。
このシチズン プロマスターにとっても、2024年は節目だ。1989年に誕生しているため、今年で35周年を迎えるのだ。そんなプロマスターからは、パイロットウォッチ「SKYシリーズ」の新作として、GMT機能を搭載した機械式モデルが登場した。空のプロフェッショナルに向けたスポーティなモデルに仕上がっており、スタンダードなブラックダイアルモデルと、精悍なオールブラックモデルの2種が展開される。
自動巻き(cal.9054)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径44.5mm、厚さ12.7mm)。20気圧防水。13万2000円(税込み)。
自動巻き(cal.9054)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径44.5mm、厚さ12.7mm)。20気圧防水。13万7500円(税込み)。
直径44.5mmのマッシブなステンレススティールケースは、ヘアライン仕上げをベースに、随所にポリッシュ仕上げを取り入れることでメリハリと立体感が演出されている。無骨でありながら馴染みやすそうな印象はこのおかげだろう。また、ケースとバンドのつなぎ⽬は、⼤空を軽やかに飛ぶ⾶⾏機の翼断⾯から着想を得たものであり、流れるようなシェイプを描いている。
もちろんプロフェッショナルウォッチとしての仕様も本作の魅力となる。GMT機能は回転ベゼルと24時間針によって、最大3つのタイムゾーンを同時に表示可能だ。回転ベゼルは側面に刻みが入っているため、手袋を着けていても操作しやすいだろう。さらに、空へのロマンを体現する航空計算尺も搭載されており、8時位置のリュウズで操作できる。
20気圧防水と第2種耐磁が備わっているのもうれしいポイントだ。磁界を発生する機器に1cmまで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるようになっており、電子機器があふれる現代に即したプロフェッショナルモデルに仕上がっている。
プロマスター初の本格的なメカニカルGMTモデルであるこの2モデルは、24年1月25日より販売されている。
シチズン プロマスター「エコ・ドライブ コンビネーションウォッチ」
同じくプロマスターから、新開発の光発電エコ・ドライブムーブメントCal.U822を搭載した新作モデルが3種登場した。
光発電エコ・ドライブ(Cal.U822)。フル充電時約3年間駆動(パワーセーブ作動時)。SSケース(直径43.9mm、厚さ14mm)。20気圧防水。10万2300円(税込み)。
光発電エコ・ドライブ(Cal.U822)。フル充電時約3年間駆動(パワーセーブ作動時)。SSケース(直径43.9mm、厚さ14mm)。20気圧防水。10万2300円(税込み)。
光発電エコ・ドライブ(Cal.U822)。フル充電時約3年間駆動(パワーセーブ作動時)。SSケース(直径43.9mm、厚さ14mm)。20気圧防水。11万円(税込み)。
Cal.U822は、アナログ表示とデジタル表示を組み合わせたコンビネーションウォッチ、“アナデジ”だ。従来のセグメント液晶からMIP(Memory In Pixel:メモリインピクセル)液晶にアップデートされており、時刻や日付表示が従来よりも高精細となったことで、視認性や判読性が向上した。また、光発電エコ・ドライブによる発電量を可視化したライトレベル インジケーターも機能性が高められており、視認性が向上したほか、最大1週間の発電履歴を確認することができる。発電状況を視覚的に認知することで、充電忘れの心配がなくなるというのはユーザーにとってありがたい。
アナログ表示にも、どんな環境下でも時刻確認できる視認性が配慮されている。力強い時分針に大ぶりのアラビア数字インデックスとバーインデックスを配すると同時に、文字盤をマットな質感とすることで光の反射を抑えており、強い光源下でも文字盤に針やインデックスが埋没するということがない。また、蓄光塗料が時分針とインデックスに塗布されることで、暗所での視認性も確保されている。さらに、文字盤の見返しリングは回転式となっており、8時位置のリュウズを使って操作することで、方位計測が可能となった。ワールドタイムやクロノグラフ、パーペチュアルカレンダーなども備えており、プロフェッショナルウォッチらしい多機能性を有している。
なお、ウレタンバンドモデルには、植物由来のウレタン原料「BENEBiOL™(ベネビオールTM)」を使用。この素材は三菱ケミカルが開発したウレタン素材で、耐久性と環境への配慮を両立している。
直径43.9mm、厚さ14mmとボリュームあるケースは、過酷な状況も少なくない冒険にぴったりだ。もちろん実際に冒険に出ずとも、手首に装うことで、冒険心をくすぐってくれるだろう。
リリースされた3モデルは、すべて2024年の秋冬に発売が予定されている。
シチズン エクシード「エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト」
洗練されたデザイン性と品質を特徴とする「シチズン エクシード」からは、ダイレクトフライト機能を備える新作エコ・ドライブ電波時計が登場した。バリエーションとして、ブルー、ブラック、ホワイトダイアルの計3種が用意されている。
光発電エコ・ドライブ(Cal.H147)。Tiケース(直径38mm、厚さ7mm)。⽇常⽣活防⽔。16万5000円(税込み)。2024年3月14日発売予定。
本作のトピックは、新開発ムーブメントの搭載によって実現した、極薄型のケースだ。その厚みはわずか7mmしかなく、光発電と多局受信が可能な電波時計としては世界最薄を誇る。さらに、外装にはスーパーチタニウムを採用しており、驚くほど軽やかに使える電波時計に仕上がっている。
ダイアルは、比較的すっきりとした印象だ。ダイレクトフライトに使用する都市コードを時差のみの表示としたことで、洗練された顔つきが獲得されている。クラリティコーティングで視認性も確保されているため、無駄のない表示部からはしっかりと時間を判読できるだろう。
ケースは直径38mmとコンパクトなサイズ感だ。多連ブレスレットはなめらかに手首にフィットし、快適な装着感を提供する。全面に輝きと耐傷性を与えるデュラテクトプラチナが施されており、実用時計としての堅実な品質が追求されているのが分かる。
ムーブメントはCal.H147を搭載する。従来機であるCal.H113から、受信エリアが世界4エリア(⽇本・中国・⽶国・欧州)の多局受信型にアップデートされており、簡単な操作でタイムゾーンを変更できるダイレクトフライトも備えている。グローバルに活躍するビジネスパーソンにも役立つ一本と言えるだろう。
いずれのモデルも24年3月14日より販売中だ。
シチズン エル「ARCLYコレクション」
地球環境や人に配慮したシチズン エルの中でも、ダイヤモンドを用いたエレガントな「ARCLYコレクション」より、日の出をデザインテーマとした新作モデルが3種登場した。
光発電エコ・ドライブ(Cal.E031)。フル充電時約6カ月間駆動。SSケース(直径31.2mm、厚さ7.8mm)。5気圧防水。左・中央:6万2700円(税込み)。右:7万1500円(税込み)。
2016年より日本国内での展開をスタートしたシチズン エルはサスティナブルウォッチだ。光を電気エネルギーに変える“光発電エコ・ドライブ”やアップルレザーを採用するなどといった、末永く使うことに適した時計づくりを行うことで、地球や社会の持続可能性を考慮している。
新作モデルでも、地球や人のこれからを思ったデザインおよび機能を備えている。ケース8時位置に3ポイントのダイヤモンドをセッティングしており、日の出の最初の閃光が走る様を表現した。また、文字盤のインデックスも、光の放射をほうふつさせるデザインとなっている。リュウズのブルーはシチズン エルのアイコンカラーであり、地球の美しさを訴えかけているようである。
なお、すべてのモデルにアップルレザーのストラップが付属する。アップルレザーはりんごの皮などを使用して作られた植物由来の素材であり、石油由来の原料を減らすことで、環境負荷を抑えている。インターチェンジャブル構造となっているため、ブレスレット、ストラップそれぞれを気分に合わせて付け替えることができる点も魅力的だ。
エレガントな意匠ながら、5気圧防水と日常生活で使えるスペックを備えているため、毎日使える腕時計を探しているユーザーにとって、良い選択肢となることだろう。
発売は24年4月4日(木)から予定されている。
Contact info: シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807
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