さまざまなジャンルの有名人が愛用する時計に着目して紹介する「セレブウォッチ・ハンティング」。今回はいよいよ7月に開幕が迫るパリオリンピックで新種目として注目されるブレイキンで出場が期待されるB-GIRL Ayumiこと福島あゆみが愛用する時計に着目した。
パリ五輪で新競技として採用されたブレイキン
ブレイキンとは、身体のあらゆる箇所を用いて飛んだり回ったりする、アクロバティックな動きが特徴のダンスだ。日本ではブレイキンよりも、ブレイクダンスという名称が先に定着したため、その名の方が聞きなじみのある人もいるだろう。2024年のパリオリンピックから正式種目として採用される。日本男子選手の半井重幸(Shigekix)や菱川一心(Isshin)とともに、日本女子選手の層も厚く、メダル候補と期待される。パリオリンピックへの出場権は各国2名までであり、予選2回のポイント数が多い順に7位までに入ると出場権を獲得することができる。
パリ五輪期待の選手「福島あゆみ」
福島あゆみこと、Ayumiがブレイキンを始めたのは21歳の頃だ。カナダのバンクーバーに留学していた間に一時帰国した際に姉の影響で、当初はダイエット目的で始めたという。元々ヒップホップを習っていたAyumiはブレイキンに初めて触れた時に「できないことが多すぎて面白い」と感じ、どんどんブレイキンの世界にハマっていったそうだ。福島あゆみは1回目の予選である上海大会で優勝したため、パリオリンピックへの出場は、次のハンガリー・ブダペストで開催される2回目の予選での結果次第ではあるがその活躍は大いに期待されている選手である。
ブレイキンは最初に基礎を固め、それから自らのスタイルを創り出すことによって完成度が変わっていくことも多い。新しい技に挑戦することの面白さを人々に伝えていきたい。スポーツでもありながら、表現するアーティストにもなれるのは面白く、ダンスには人間性が現れるからこれからもたくさんの経験を積んで挑戦を続けていきたい。と福島あゆみはインタビュー内で語っている。
選手としては遅咲きだが、Ayumiは新たに挑戦することの面白さや、高みを目指す人間だけが持つ輝きを見せてくれている。パリオリンピック予選の第2戦ブダペスト大会は6月20日に開幕する。
Ayumiが愛用するはのG-SHOCKの人気アナデジモデル「GA-2100」
クォーツ。カーボン×樹脂ケース(縦48.5mm、横45.4mm、厚さ11.8mm)。20気圧防水。1万5950円。(税込み)。
八角形ベゼルが特徴的なGA-2100のブラックモデル
オクタゴンベゼルのGA-2100シリーズは幅広い層に人気の通称「カシオーク」と呼ばれるモデルだ。さまざまなラインナップがそろっている。その中でも2019年8月に発売となったオールブラックモデルはあらゆる場面でタフネスを表現する時計として相応しいルックスである。初代G-SHOCKであるDW-5000Cのコンセプトを受け継ぎ、さらに薄型化を実現したデジタル・アナログコンビネーションモデルである。
8角形のベゼルを備え、シンプルでありながらも存在感を発揮する。ケース素材にはカーボン素材入りのファインレジンが採用されており、外側からの力による変形にも高いレベルで対応が可能である。厚みは11.8mmと従来モデルよりも薄くなっているため、装着性がよく、多様なシーンで使いやすいモデルとなっている。
G-SHOCKらしいタフネスとクールな印象は世界の第一線で戦うブレイキンダンサーにも刺さるデザインだったのではないだろうか。ストリートカジュアルのファッションのアクセントとして今後のG-SHOCKスタンダードモデルのひとつとして幅広い層からの支持を受けている。飽くなき挑戦を続ける福島あゆみのお気に入り時計であることも納得だ。
ブダペスト大会をはじめとする今後の国際大会の場面での日本人B-GIRL、福島あゆみの活躍を楽しみに待ちたいと思う。
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