ブライトリング「ナビタイマー」をガレッジセールのゴリが長年愛用する理由とは！？

さまざまなジャンルの有名人が愛用する時計に着目して紹介する「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は、NHKの「ちゅらさんファンミーティング」に出演したガレッジセールのゴリが、プライベートで愛用しているブライトリング「ナビタイマー」に着目した。

祝、「ちゅらさん」再放送！「ちゅらさんファンミーティング」で当時の思い出を語り合う

　2024年6月30日、NHKドラマ「ちゅらさん」の再放送が行われることに関連して、ファンミーティングの様子が全国区で放送された。「ちゅらさん」は2001年度の上半期に放送されたNHKの連続テレビ小説だ。主人公を演じた国仲涼子は、2000人が参加したオーディションでヒロインに選ばれた。山田孝之、菅野美穂といった俳優が出演しており、“朝ドラ”としては異例の、シリーズ化されるほどのヒット作である。ゴリは主人公の兄役で出演している。放送終了から23年という歳月が経って開催されたファンミーティングに出演したゴリの腕には、黒い文字盤を備えた、ブライトリング「ナビタイマー」が確認できた。

ゴリが愛用のブライトリング「ナビタイマー」

　この番組以外でも、プライベートで度々ナビタイマーを愛用している姿がSNSやYouTubeで確認されている。ロケの時だけでなく、プライベート感のあるショットでも着用しているのだ。お気に入りの一本であることは間違いないだろう。ナビタイマーのアイコニックなブレスレットは夏場の気候で快適さを発揮する。ゴリの公式ユーチューブチャンネルに掲載されたドライブ系動画を見れば、この腕時計が映える一本であることが分かることだろう。決してこれ見よがしではなく、爽やかな存在感を放っている。

　ガレッジセールのゴリは沖縄県那覇市出身で、「笑っていいとも！」のレギュラーに選ばれてからブレイクを果たした、吉本興業所属のお笑い芸人である。2009年には長編映画「南の島のフリムン」の監督・脚本を担当し、沖縄国際映画祭にこの作品が出品された経験もある。映画やドラマなど幅広く活躍する俳優としても知られており、2018年に全国公開された沖縄特有の葬儀文化を扱った映画「洗骨」は本名「照屋年之」名義で監督を務めた。この作品はモスクワ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に招待され、映画監督が選ぶ日本映画監督協会新人賞を2019年に受賞している。

　近年の主な活動の場は冠番組である「ゴリ夢中」や「ぽかぽか」「ガレッジセール・ゴリのおきなわフチ歩き」などの、テレビのバラエティー番組だ。それ以外にも新聞でのコラム執筆やドラマ出演、映画監督業など、マルチに活躍の場を広げている。特技のブレイクダンスや歌などの実力も、バラエティで発揮し、幅広い層からの人気を得ている。

愛用時計はブライトリング「ナビタイマー」Ref.A23322

　ゴリが愛用しているブライトリング「ナビタイマー」Ref.A23322は、2003年から2010年頃まで発売されていたアーカイブモデルだ。1960年代のオリジナルモデルから着想を得た、幅広のバトン型の時針と分針、大きめのベゼルなど、ヴィンテージテイストが随所にちりばめられた腕時計である。アクセントに回転計算尺にレッドカラーがあしらわれ、ブライトリングウィング&アンカーのロゴが付いている点が特徴的だろう。

　この腕時計に搭載されるムーブメントは、Cal.キャリバー23。パワーリザーブは約48時間、C.O.S.C.公認クロノメーターである。7つのコマから構成される特徴的なブレスレットはナビタイマーブレスレットと呼ばれ、可動域が広く快適な着け心地が特徴である。コマが斜めにカットされていることに着目したい。このひとつひとつのコマが、腕に吸い付くような着用感を生み出している。

「ナビタイマー」Ref.A23322は、すでに発売が終了しているモデルだ。ゴリのインスタグラムアカウントをさかのぼると、最初の投稿でも着用していることが確認できる。そのため、かなり長期間にわたって愛用しているのだろう。お気に入りであることは間違いない。この腕時計を愛用する理由に、妻からの誕生日プレゼントだということは見逃せない情報である。ゴリが、映画「トップガン」に憧れていることを知っていた妻が選んだ時計なのだ。「着けるとパイロットの気分になれる」と語っている。2011年のバラエティ番組内で着用していることが既に確認されているため、少なくとも13年以上愛用しているのだ。