HF-AGE リニューアルされた東北唯一のパテック フィリップ・コーナー

FEATURE本誌記事
2024.08.07

長年にわたり、東北で唯一パテック フィリップを扱い続けてきたHF-AGE仙台店。同店のパテック フィリップ・コーナーが6月にリニューアルオープンをした。

HF-AGE仙台店のパテック フィリップコーナー

リニューアルされた東北唯一のパテック フィリップ・コーナーは、敷地面積90㎡を誇る。店舗内の1コーナーとはいえ、他ブランドが並ぶ売り場からは完全に切り離されており、出入り口も専用に用意される。その佇まいはブティックのようだ。奥にはVIPルームも完備された。
Photographs by Mika Hashimoto
Edited & Text by Yuto Hosoda (Chronos-Japan)
[クロノス日本版 2024年9月号掲載記事]


HF-AGE仙台店のパテック フィリップ・コーナーがリニューアル

 東日本を代表する時計店のひとつ、HF-AGE。宮城県の仙台店は仙台でも有数の大通りである定禅寺通り沿いに位置する好立地なうえ、東北唯一のパテック フィリップ・コーナーを有する、東北地方の時計愛好家にとって非常に重要な店舗だ。そんな仙台店の要とも言えるパテック フィリップ・コーナーが6月8日にリニューアルオープンした。

リニューアルオープン前日に開催されたオープニングセレモニーには、HF-AGEを運営するエイジインターナショナルの福田千尋代表取締役(写真右からふたり目)のほか、パテック フィリップ・ジャパンや三菱地所の関係者も駆けつけた。

 今回のリニューアルにおいて、特筆すべき点は3つ。ひとつはコーナーが別棟へと独立し、まるでブティックのようにパテック フィリップオンリーの空間に仕上げられたこと。ふたつ目は90㎡という、日本でも有数の売り場面積で展開されること。そしてストラップ交換やブレスレット調整、バッテリーサービスといった簡易メンテナンスに対応した「エッセンシャル・メンテナンスルーム」が設けられたことだ。

パテック フィリップのレアピース

セレモニー当日は、この日のために顧客から借りてきたレアピースも数多く展示された。

 これだけ充実したパテック フィリップ・コーナーが北の玄関口である仙台に誕生した意義は大きい。これまでお目当ての時計を見に関東近郊まで足を運んでいた東北在住の愛好家たちの負担減はもちろんのこと、その気軽さによる購買意欲の向上も期待できるはずだ。

 これらのことから、HF-AGE仙台店パテック フィリップ・コーナーのリニューアルは、時計業界にとっても一大イベントと言える。それを象徴するかのように、オープン前日に開催されたプレスセレモニーには、時計メディアのみならず、地元メディアも駆け付ける盛り上がりよう。さらに同日夜にはパテック フィリップおよびHF-AGEの顧客を招いて、時計ライター/編集者の福田豊氏と本誌編集長の広田雅将によるトークショーも行われた。同トークショーに関してはWebChronosで詳細なレポートも行っているので、そちらも参照されたし。

福田豊と広田雅将によるトークショーの様子

オープニングセレモニー後、時間を置いて行われた福田豊氏(写真左)と広田雅将編集長によるトークショーの模様。当日は「パテック フィリップが持つ4つの魅力」をテーマに、ふたりの見識が炸裂した。
パテック フィリップ4つの魅力! HF-AGE仙台店のトークショーで語られた老舗時計ブランドの強み

https://www.webchronos.net/features/119069/

店舗情報

HF-AGE仙台店

HF-AGE仙台店
住所:宮城県仙台市青葉区国分町2-14-18 電話番号:022-711-7271
営業時間:11:00~19:30(水曜日定休)



Contact info: HF-AGE仙台店 Tel.022-711-7271


時計愛好家は行くべし! HF-AGE仙台店が東北唯一となるパテック フィリップ・コーナーをリニューアルオープン!

https://www.webchronos.net/news/118225/
2024年 パテック フィリップ新作時計を一気読み!

https://www.webchronos.net/features/112848/
2024年の新作時計、パテック フィリップを見た広田編集長の“推し”はエリプスと年カレ!

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