4位入賞！　パリ五輪ブレイキン日本代表Shigekixこと半井重幸選手は、フルメタルG-SHOCKを着用！　

パリ時間2024年8月10日、パリ五輪で新たに採用されたブレイキンのBボーイ3位決定戦が行われた。日本代表のShigekix（シゲキックス）こと半井重幸選手は惜しくも4位となったが、その奮闘ぶりは注目に値するものであった。今回の「セレブウォッチ・ハンティング」ではShigekixと彼が記者会見時に着用していたフルメタルG-SHOCK「GM-B2100AD-2AJF」を紹介しよう。

ブレイキン日本代表Shigekixこと半井重幸選手が記者会見で見せた、手首に輝くフルメタルG-SHOCK！

　パリ五輪から新しく採用された競技であるブレイキン。ヒップホップカルチャーをルーツとしたダンスで、アクロバティックな動きが特徴的だ。音楽を選曲するDJと進行役のMCの役割も大きい。Shigekixこと半井重幸選手は優勝候補として期待されており、3位決定戦まで進んだが、惜しくもアメリカ代表のビクトーバーヌーデス・モンタルボ選手に敗れてしまい4位入賞となった。

　3週間ほど前の7月20日、ブレイキン日本代表選手一同がパリ五輪に向けて記者会見を行った。集まった選手はBガールの福島あゆみ選手と湯浅亜実選手。そしてBボーイの大能寛飛選手とShigekixこと半井重幸選手だ。記者会見中のShigekixの左腕には、シルバーカラーに輝く腕時計が見受けられる。フルメタルG-SHOCK「GM-B2100AD-2AJF」だ。このG-SHOCKも気になるところだが、まずはShigekixについて迫っていこう。

中学卒業と同時にカシオ計算機とのスポンサー契約を結んだ実力

　半井重幸選手（ダンサーネーム：Shigekix）は姉の影響により7歳からブレイクダンスをはじめ、4年後には世界選手権U12部門で優勝。その後も次々に最年少優勝記録を塗り替え、その存在感を世界へと示していった。2016年以降はキッズ部門以外にも出場、一般ソロ部門の国際大会でも結果を残していく。そして2017年の中学卒業と同時にカシオ計算機とスポンサー契約を結び、「TEAM G-SHOCK」のメンバーとなった。

　1983年に発売されたG-SHOCKは、落としても壊れない丈夫な時計というコンセプトで、アイスホッケーのパックに見立てて耐衝撃性をアピールしたCMをきっかけにアメリカで大ヒット。そこからサーファーやスケーターといったアスリートに人気が広がり、ストリートファッションのアイコンとして日本でも浸透していった。元々スポーツ向けとして打ち出されたわけではなかったが、高い防水性能や耐衝撃性能はアスリートからの支持を集め、90年代頃からはブランドがスポーツ大会をスポンサードするようになっていった経緯がある。

　G-SHOCKが発売されてから25周年の節目の年、それまで個々に行ってきたスポーツ分野への取り組みをまとめるプロジェクトが発足する。それが「TEAM-G-SHOCK」であり、異なる分野のアスリートと共にスポーツ界全体をG-SHOCKが盛り上げようという主旨のもと、アンバサダーというくくりではなく、G-SHOCKが好きで長く使っている選手や、ジュニアの頃から長期的にサポートされている選手で構成。その「TEAM-G-SHOCK」に、Shigekixは八村塁選手や五十嵐カノア選手らと共に名を連ねている。

パリオリンピックから採用される新種目「ブレイキン」

　ブレイクダンスは、音楽に合わせてアクロバティックな動きを組み合わせたストリート発祥のダンスであり、BボーイまたはBガールと呼ばれるブレイカーたちによってパフォーマンスが行われる。“Shigekix”というように、ダンサーネームがそれぞれ付いていることにも注目だ。

　2018年にブエノスアイレスで開催されたユースオリンピックで初めて登場し、2024年パリオリンピックから正式種目として採用。他のダンススポーツと異なる点としては、音楽を担当するDJと進行するMCが存在することだ。音楽はDJが選曲するため、選手たちは事前に楽曲を知ることはできない。流れる音楽に合わせて即興でダンスやスキルを披露し、高度な創造性を競い合う。

　Shigekixの得意技は体の動きを一時静止するフリーズ。元々音楽が好きで音楽とダンスの調和を意識した様々なパターンを持っているので、パリオリンピックでも繰り出される技に注目したい。

ピアス、ネックレスに合わせたシルバーカラーのG-SHOCK「GM-B2100AD-2AJF」

　クールなブルー文字盤が印象的なフルメタル外装G-SHOCKのGM-B2100AD-2AJFは、2024年4月に発売されたばかりの新モデルである。注目したいのはそのインデックス部分だ。あたかも金属のような質感であるが、これは蒸着を施した加工技術によるものである。メタル外装とのバランスが保たれ、分表示リングと一体成型とし、大きな衝撃を受けてもインデックスが外れることはないという。ベゼル表面とブレスレットはヘアライン仕上げとなっており、輝き方が控えめであることも幅広い年齢層に受け入れられるスタイルだ。

　Shigekixは、ワンポイントダイヤのピアス、シルバーのネックレスを合わせてコーディネイト。フルメタル外装G-SHOCK、GM-B2100AD-2AJFと共に、リラックスした雰囲気でありながらも、スマートなスタイリングを披露した。