2024年8月29日(木)から9月2日(月)まで開催される、ジュネーブ・ウォッチ・デイズ。ブルガリやブライトリングが始めたこのイベントは、第5回目となる今年、52ブランドが参加することとなった。本イベントでお披露目された新作ウォッチや、出展ブランドのキーパーソンへのインタビューを、『クロノス日本版』およびwebChronosでお届けしていく。
Text by Masayuki Hirota(Chronos-Japan)
[2024年8月28日公開記事]
8月、再びジュネーブで新作ウォッチがお披露目!
今や時計見本市の一強となったウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ。しかし、それに対向するかのように、ジュネーブ・ウォッチ・デイズも存在感を増しつつある。
当初このイベントは、ブルガリ、ブライトリング、ドゥ・ベトゥーン、ジラール・ペルゴ、H.モーザー、MB&Fの5社がささやかに始めたものだった。しかし、5回目となる2024年には、なんと52ブランドが参加。スウォッチ グループからも、ブレゲ、ブランパン、そしてグラスヒュッテ・オリジナルの3社が加わることとなった。
ジュネーブ・ウォッチ・デイズの共同主催者(MAJOR DONATORSと呼んでいる)であるブルガリのジャン-クリストフ・ババンは、こう述べている。「(新型コロナウイルスの)パンデミックの影響でバーゼルワールドとウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブがキャンセルされた2020年に、ジュネーブ・ウォッチ・デイズは生まれました。これは新しい世界のための新しいルールなのです。つまり分散しており、包括的で、機敏で、そして多くの人に開かれたものです。かつてないほど革新的な今、私たちは時計発祥の地であるジュネーブで、ハイ・オロロジーをたたえ続けます」。
ジュネーブ・ウォッチ・デイズの見どころ
ジュネーブ・ウォッチ・デイズの見どころは、普段はお目にかかれないマイクロブランドやスモールメゾンの新製品を見られることだ。日本でも知られるドゥ・ベトゥーンやアーミン・シュトロームだけでなく、ビアンシェ、レデラー、シンガーといった通好みのメーカーもそろうイベントは、ここ以外にない。
ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブほどの規模ではないにせよ、各界の識者を集めたシンポジウムに加えて、フィリップスとのコラボレーションによるチャリティーオークションも開かれる。
『クロノス日本版』及びwebChronosでは、ウェブと紙の両方でこの第2の時計見本市を徹底網羅。新作だけでなく、インタビューや見どころなどを深く掘り下げていく予定だ。
イベントの詳細はこちらから。https://www.gva-watch-days.com/
出展ブランド一覧
アルピナ、ALTO、アンジェラス、アーミン・シュトローム、アーノルド&サン、BAUSELE、BEAUREGARD、BEHRENES、ビアンシェ、ブランパン、ブレゲ、ブライトリング、ブルガリ、クロード メイラン、コルム、クストス、チャペック、ダニエル・ロート、ドゥ・ベトゥーン、ドクサ、エドックス、ファーブル・ルーば、フォルティス、フレデリック・コンスタント、GENUS、ジラール・ペルゴ、グラスヒュッテ・オリジナル、グルーベル・フォルセイ、H.モーザー、HAUTLENCE、HYT、ジェイコブ&コー、コンスタン・チャイキン、クレヨン、L’EPE、ローラン・フェリエ、LEDERER、ルイ・エラール、MASSENA LAB、モーリス・ラクロア、MB &F、MICROMILSPEC、Singer Reimagined、スピーク マリン、TRILOBE、チュチマ・グラスヒュッテ
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